こんにちは。
みなさんは冬休みに映画などご覧になりましたか?
我が家は私と5年生の子どもが「レ・ミゼラブル」、
主人と3年生の子どもが「フランケンウィニー」に分かれて
観賞してきました。
大したネタばらしはしませんが
これから見ようという方は、どうぞスルーしてくださいね~
実はハッキリした記憶はないのですが
子どもの頃に、レ・ミゼラブルの映画かなにかを見ています。
そして、子供心にすごく感動したことを覚えているんです。
(舞台は見たことはありません)
今回、見るに当たってぜひとも原作を先に読んでと思い
新潮文庫を買って3巻まで読んだ時点で(全5巻)
「もう映画見よう・・・」と思いました。
冒頭から、数十ページにわたり
ジャン・バルジャンの心を変えさせた素晴らしい司教とは
いったいどんな人物なのかが延々と続いたり、
フランス革命以降のフランスの混乱や動乱についての
本筋に直接関係のない記述が
またまた数十ページにわたって続いたりということが
とっても多いのです。
「で、今、ジャンバルジャンはどうなってるの?!」と
気になって気になって飛ばし読み・・・てなことが多くなり
もう私の中でジャン・バルジャン像もできたのでいいか・・・と。
そして、映画です。
観客はみなさん大人ばかりで、子どもはうちだけ。
まずい?わからないかも?と思ったのですが
あらかじめ大筋の話をしてあったのと
作りがある意味シンプルだったので
終わってみれば「すごくよかった」ですって!
ほぼ完全なミュージカルなのと
原作では事細かに書かれた主人公の心の動きや
コゼットとの出会いのシーンなどなどが
あっという間に終わって次に移っていくので
展開がはやいです。
私は、え?!あんな素晴らしいシーンがこんなに短い?
とか思っちゃったわけなのですが
あれくらいが子どもにはよかったのかもしれません。
おそらく、欧米では
話の中身も知れら過ぎているほど有名なのでしょうね。
細かい説明は必要ないっていうことなのかな、
と解釈しました。
普通の映画に出ている有名な役者さんが
みなさん歌が上手なのにも本当に驚きました。
ここも子どもの気に入ったようです。
原作の難しい記述については
私の「読解力&世界史に対する知識」がもっとあれば補えること。
ユゴーの描きたかったことはすごく共感できるし
ストーリー自体、私が説明するまでもないですが
「次、どうなるの?」な面白さ。
私はクリスチャンではないですが
無償の愛の素晴らしさも迫るものがあります。
ということで、原作の素晴らしいほどの精密な描写に
また触れたくなり、続きを読んでいます。
想像の中でのバルジャンが
ヒュージャックマンの顔に置き換わっていないので
よかったです^^