人類のクライシスと未来 | mcode

mcode

人文のジャンル:アート・科学・哲学・文学・音楽

 過去の私の祖国、ベラルーシ(白ロシア)の受難は、チェ
ルノブイリ原発事故とナチスドイツの侵攻とロシアの弾圧。
そして、今も続くベラルーシの悲劇と放射能被爆の苦痛・・・

 NHKスペシャル 
「言論を支配せよ~”プーチン帝国”とメディア~」
 以下はNHKの番組案内の記事内容
 
 5月、ロシアに8年間君臨したプーチン大統領が退任する。
しかしプーチンは、退任後も首相として政権内に止まること
を明言。“後継大統領”メドベージェフ氏の選挙スローガン
は「何も変えない」だった。
今後も実質的な支配者はプーチンであることを明確に示した
形だ。“プーチン王朝”盤石の秘密は「メディアに対する徹
底的な支配」。就任後、3大テレビ局をすべて国有化しプー
チン=強い指導者像を徹底的に演出した。
その姿は、冷戦後、自信を喪失していた国民の心をつかみ、
さらに今、国民がそこにロシア伝統のツァーリ(皇帝)の姿
を重ね合わせ、熱狂的なプーチン支持の渦を加速させている。
一方、独立系ジャーナリスト達は、今回の権力継承が「ロシ
ア民主主義の死」を招くと必死に訴える。
しかし、大国復活の夢に酔い、メディアに煽られた国民が、
彼らの声をかき消す厚い壁となっている。
権力がメディアを掌握した国家で何が起きているのか?
その最前線から「院政プーチンのロシア」の実像に迫る。

 
 私の感想
 
 言論の自由がない国に真の民主主義が存在しないことは事実。
言論の自由と民主主義の無い国・団体では、危機管理は不可能。
経済の安定、不安の無い生活を営むことができない環境は、言
論の自由や民主主義が育まれにくい。
共産主義の貧困のトラウマ(歴史上、真の共産主義は存在しな
い)と、資本主義のグローバル化や成果主義から生まれた経済
格差のトラウマは、簡単には癒されない。
経済格差と資源格差は不幸と軍備を助長する原因にもなります。
 2100年代までには、国際的な調和のとれた経済主義と、
国際連合の常任理事国のあり方が改善されるだろうか。
悲しいことに、国連常任理事国の中には一党独裁の国家が2ヶ
国もあり、軍備を増強している。核ミサイルと同じように脅威
の均衡合戦。浪費です。
軍事費よりも、地球温暖化防止と貧困の民と知的生産活動に予
算を計上すれば、軍拡競争も一党独裁政治(強い国家)も自然に
不要になります。
 2300年代の社会体制は、スーパーコンピューターによっ
て、日常生活の必需品生産者はロボット化され、管理され、生
活必需品は人々に無償で提供される。人々は生活費を稼ぐ労働
の必要がなくなり、飢える人もなく、真に生きる価値を模索で
きる時代になるかもしれません。
 でもそんな体制が、人類にとって、本当に幸せだろうか?
人類の理想の未来は何?あなたの幸せは何?

 ホモ・サピエンスが絶滅しないで、今日まで生存できた要因
(Homo sapiens はラテン語で、知恵のある人、英知のある人
の意味があります。哲学的には、 他の動物にくらべ、人間の
本質は 理性的な思考を行うことにあります。考える理知的な
人間です)

1:理知的コミュニケーション
2:多様性の内在(多くの種から環境適合に最適なものを選択
  できる可能性の内在・進化できる可能性の内在)
3:共進化

 英知は貧困とクライシスを制する
 英知は優しい心と勇気を育む
 英知は権力や武力よりも強い
 英知は軍事費や犯罪を減少させる
 英知を育む費用は浪費を減少させる
 英知を軽んじるところに未来はない

 人類は、まだまだ動物的で、原始的な部分がありますね。
生きているのだから、人間なのだから、理性や知性よりも利己
的な欲望に負ける時もあるし、弱くて目先の生きる術を優先し
てしまう。
でも私は、人類の英知、優しい心と勇気を信じています。