本能寺の変 | 智本光隆ブログ

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歴史作家 智本光隆のブログです
最新作『銅の軍神ー天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線ー』2023年11月2日発売!!

本日は6日2日ですね。

つまり、本能寺の変の当日。織田信長が京都の本能寺にて落命した日です。

ですので、、

 

 

智本光隆『細川忠興戦記 本能寺将星録上下』

 

 

恐ろしいもんだ。13年半前だと!?

 

 

デビュー2作目。

本能寺の変を舞台にして、主人公は細川忠興、珠子(ガラシャ)という異色?の仮想戦記。

細川忠興が主人公の仮想戦記というのは、歴史上これが初でしょう。

実は・・・細川護熙事務所から電話をいただいたという一作です。

内容は企業秘密。

 

 

質問返しコーナーでちょっと触れましたが、「本能寺の変の明智側」という依頼で描いた作品です。描き終わった時は満足心?があったのを覚えていますが、今から読み直すと文章が若い粗い・・・

 

 

内容は……細川忠興、蒲生氏郷、津田信澄の三人がメイン。信澄は信長の弟・信行の子です。本能寺で落命した信長の意志を継ぎ、明智側として戦う……という感じです。

この作品、帯にありますが6月2日当日に明智光秀、織田信忠の双方が京都に兵を入れていて、信長殺害はどっち?という感じです。

そして、黒幕は西の方で水攻めやっているあの人と、その軍師であるあの人……。キリシタン大名としてお馴染みのジュストさんも出ます。焼肉は食べてないけど🍖

ガラシャがいるせいかキリシタン色強いです。当初は、「安土ダークファンタジー」かなにか目指した気がします。まっったくそうなっていませんが。

信長が異様にカリスマ過ぎてキラキラ

 

 

コンセプトは今でも気に入っていますが、いかんせん生かせる技術が当時の自分にはまるでありませんでした。

今でもまるでありませんがニヤニヤ

 

 

上下巻なので誰も彼も中途半端な出番で終わった感じで、いろいろ悔いも残ります。ガラシャは「不思議な人」という評価をもらったので、どこかでまた描きたいとずっと思っていたりするのですが。

そして、下巻に「秀吉がふんどし一丁で湯漬けかき込む」という伝説のイラストがあります。

なんでチョイスあのシーンだったのか、13年半経っても謎で???

 

 

 

智本光隆