こんにちは
すがすがしい一日でウキウキな香緒里です
さて、このイブンシーナの画像を見て
先日からブログで紹介している16菊花紋の上着、
着ていますよね~
彼はこの絵のように、
16菊花紋の上着を着ながら「医学典範」を書き記したのでしょうか
ヨーロッパの中世末期に強い影響を与えたイブン・シーナは
薬学の実験で蒸留装置ランビキを使用して
バラの抽出オイルとバラ水の分離に成功し、
ローズウォーターや精油の薬効を研究したくさん残した人
はい、まさに私の師でございます
これだけではなく、
わたしが追求しているローズウォーターや薔薇、
蒸留などの歴史を探っていくと、
どんどん16菊花紋に偶然出くわします。
http://ameblo.jp/m-bouquet/entry-11267601616.html
http://ameblo.jp/m-bouquet/entry-11268479950.html
本当に自分でもびっくりです
しかも、前の16菊花紋のブログでも書いたように、
菊花紋は菊ではなく、薔薇ではないの と疑問に思っていたら、
こういう結論に達しました。
古代メソポタミアやエジプトに見られる
菊の花びらのような紋章を、
学術的にはロゼット紋と言っています。
ロゼットという言葉は、
元来はバラの花から由来する言葉で、
八重咲きのバラの花びらの様な配列を表す言葉なんですね。
ところが、日本人の私たちから見ると、菊の紋章に見えてしまいます。
「ロゼット」という意味は、
単語としては「バラ状の」という意味だが、内容的には多様です。
植物学において「ロゼット」と呼ぶのは、
葉が茎を中心に放射状に密生してる場合である。
紀元前2500年のメソポタミアから使用が確認されている。
古代ギリシアでは墓碑を飾る模様として使われ、
ヘレニズム文化としてガンダーラでは
紀元後1世紀ごろの仏像の台座の装飾に使われている。
メソポタミアを起源とするロゼッタ文様が、
ナカダ期のエジプトに輸入されたに違いなかった。
バラ科の花に似た表現は、エジプトでは、睡蓮に置き換えられて
ロータス・パルメットとなった。
時代を経ると、このエジプト様式のロゼッタはメソポタミアに逆輸入された。
下の画像は、ツタンカーメンの彩色つづら だそうです。
ロゼット紋(16菊花紋)がかわいいつづらですね~
ローズウォーター・薔薇から見える世界
楽しいバラのアロマテラピー
食用なま薔薇の蒸留講座しています
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