孤独な日々 | あやっちのブログ(AKB48&欅坂・櫻坂46&乃木坂46妄想小説)

あやっちのブログ(AKB48&欅坂・櫻坂46&乃木坂46妄想小説)

夢小説書いてます‼︎
投稿は不定期なので気長に待って頂けたらと思います^ ^





ある日、こんな声が聞こえたんだ。




『彼女を暗闇から出してあげて』って…





初めは意味がわからなかった。



彼女ってだれ?


暗闇ってどこ?






キンコーカンコー





授業が終わると颯爽と家に帰ろうとするねる。







ねる「はぁ…」




何もしてないのに疲れた。


立ち上がるだけでため息が出る。



ねるは誰も別れの挨拶もなく教室を出た



この学校に通うのもこれで最後


家の事情ってやつ…


みんなはその事を知らない


だからかな…


友達を作るのをやめたのは…


そして明日からはまた新しい学校に通うんだ。





キンコーカンコー




ねる「ここが新しい学校…」



新そうで古びた校舎


何度も何度も修復を繰り返した結果なのだろう。






ねる「挨拶…か…」


転校生は必ずと言っていい程、初めの挨拶がある



『転校して来ました。長濱ねるです。よろしくお願いします。』





ねる「めんどくさいなぁ…」


校門前でそう呟くとその隣を歩いて行く少女がいた


ねる「?」



横をすれ違う瞬間、一瞬だが目があった気がした




彼女の目は暗く、孤独な目をしていた




そんな目に私は一瞬にして惹かれた



ねる「あ、あの‼︎」



ねるはその少女に声をかけた




?「……」


少女は立ち止まりねるの方へ振り返った


ねる「ッ⁉︎」


彼女の鋭い眼光に硬直するねる



?「……なに」


ねるの表情を見て彼女は悲しげな顔をした




ねる「あっ…いや…」


言葉が上手く出ない。

そんな彼女はねるの名札を見た。




?「長濱…ねる」

ねる「は、はい!」


突然、名前を呼ばれて声を張り上げるねる

彼女は驚くどころか冷静にねるに問いかけた。


?「もしかして…転校生?」


ねる「えっ…は、はい…」


?「そっか。同じクラスになったらよろしくね」



そう言って彼女は行ってしまった。



ねる「同じクラス…」



もしかして同い年なの?



ねるもまた少女の後を追いかけた。







ガラガラ…




先生「今日からこの学校で一緒に勉強する長濱ねるさん。みんなよろしくね」


ねる「長濱ねるです…よろしくお願いします。」




パチパチ…





お辞儀し終わるとまたあの視線が感じた。


その視線に目を移すと彼女がいた。




先生「じゃ平手さんの隣に座って?」


空いてる席に指をさす先生


平手さん…




ねる「あの人…平手さんって言うんだ…」




先生「どうしたの?」



ねる「い、いえ…」




ねるは平手の隣の席に座った


彼女は何事も無かったかのように先生の話を聞いていた。




あれは夢だったのか…


そう思うくらい彼女は朝の事に関して話して来なかった。




平手「……」

ねる「……」



気まずい…





キンコーカンコー





彼女とは一言も話すこともなく授業が終わった。






ねる「…」


平手「じゃ…また明日ね。」


ねる「ッ⁉︎」



平手はその一言を残し帰って行った。





ねる「………ハッ⁈」




静止しかけていた脳を無理やり動かし平手の元へ走った。







ねる「…待って!!!」



平手「…」


平手は立ち止まり振り返る



ねる「ッ…」



何故だろう…

彼女を前にすると言葉が上手く出てこない。



すると、平手はまたねるに問いかけた。



平手「もしかして…私が怖い?」


ねる「なっ……」


思わぬ言葉に言葉が詰まる。





そんな平手はクスッと笑った。




ねる「へ…?」


初めて見る彼女の微笑みに拍子抜けそうになる



平手「無理しないでいいよ。ただ隣の席になっただけだから。」



平手さんは私に気を遣って無理に友達にならなくていい。そう言っているんだと思った。



ねる「いや…そういうんじゃなくて…」


平手「?」



平手の瞳から目を逸らし話続ける。


ねる「ちょっと…気になって…」


平手「私が気になるの?」



そう言って一歩ねるに近づく



ねる「ちょ…それ以上はキツい…!!」



ねるは平手に向かって手を伸ばし来ないでとばかりに手を振る


ねる「あ…」



何やってるんだろう…

平手さんに対して失礼なことをしてるよね……


だが、そんな事気にしてないのかまたクスッと笑う平手


平手「長濱さんて…変だね。」



ねる「え…」



へ…ん…?


わたしが…?



平手「いいよ。あなたが知りたい事、教えてあげても」


ねる「へ…?」



つくづく思う。

私よりも平手さんの方が…変だ。





平手「自己紹介がまだだったね。私はー……」







それから彼女との日々が始まった。














ーーーーーーーーーーーー



ふとした、思いつきで…


予告編風に書いてみました笑


続きは…書く予定は今はありません!!



他のが終わってからじゃないと…(꒪꒫꒪ )
(書けん…*_*)