キューピットは猫にお任せ? | あやっちのブログ(AKB48&欅坂・櫻坂46&乃木坂46妄想小説)

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夢小説書いてます‼︎
投稿は不定期なので気長に待って頂けたらと思います^ ^



モナ「私はそこらへんにいる猫とは違う。この祠に眠る猫の神様なのだからな!」


自信満々気な顔をする、通称「モナ様」



由依「は……?はぁぁぁー⁉︎猫が喋ったー⁉︎」

モナ「おい…驚き過ぎだろ…」


由依「えっ⁉︎ちょっと待って猫が喋るってことあるの⁉︎」


モナ「だから、私はそこら辺にいる猫とは…」


由依「いやいや…これは多分夢だ。こんなの現実じゃありえない…うん。きっとそうだ!」


モナ「あー…だめだこりゃ…」


パニクる由依に困り果てるモナ


モナ「はぁ…てか、人間。お供え物に煮干しって何考えてんだよ!」


由依「へっ⁉︎…やっぱり煮干しじゃダメだったか〜笑」


由依の頭の中ではこれは夢なんだと整理をつけたらしい。

なので、いつもの由依に戻った…みたい笑





モナ「…………美味しかったニァ〜!///」


由依「…え?」


モナ「久しぶりに煮干しを食べたニャ!」


急に猫語になるモナ

やはり神様とはいえど中身は猫らしい。


モナ「もっとニャいのか?煮干し!」


由依「あるけど…」

モナ「くれっ!!///」


由依「わ、わかったよ!」


由依は持っている煮干しを全てモナにあげた

美味しそうに食べるモナをしゃがみながら見続けた由依





モグモグ…





モナ「んで…願いは理佐って人間と恋仲になりたいってことだったか?」


食べながら話を続けるモナ


由依「へ⁉︎///か、叶えてくれるの⁉︎」


モナ「叶えるも何もお前が願ったんだろ?」

由依「そ、そうだけど…そんな簡単に叶えられるの?」

モナ「まぁ〜な?」


由依「本当に⁉︎」


夢でも嬉しい…!!

モナ「けど私は魔法みたいな力は使えない。てか使いたくない。」


由依「はぁ⁉︎じゃどうするの⁉︎」

モナ「私は手助けするだけ。願いを叶えるのは人間、お前だぞ?」


由依「…そんな…」


ガッカリする由依

てっきりパパッと叶えてくれるものだと思っていたから。



モナ「では早速行くぞ!人間!」


由依「あっちょっと!私の名前、由依だから!って…」



颯爽と走る猫に置いていかれる由依だった





由依「ちょっと置いてかないでよ!」



モナ「……」



急に立ち止まるモナ


由依「えっ?なに?」




モナ「その…理佐ってやつはどこにいるんだ?」



ドテッ⁉︎




由依「って…知らずに走ってたのね…」


モナ「いや、久しぶりの願い事だから嬉しくて///体が勝手に動いてた笑」


由依「それって猫的な本能なの…?」


モナ「う、うるさい!早く奴の所に案内しろ!」



由依「はいはい…」



由依はモナを持ち上げ理佐の所に向かった。


今の時間ならたぶん屋上にいる



そう思うのも同じクラスの女子が理佐先輩に放課後、屋上で告白すると聞いていたから。




屋上に向かう途中の階段でその女子とすれ違った



顔を見る限りたぶん、告白失敗だな…

由依は屋上の扉をゆっくりと開けた。




ガチャ…





由依とモナはその扉の隙間から理佐の姿を見ていた


モナ「ほぉ〜アイツだな。よし、私が様子を見てこよう!」




由依「えっ⁉︎ちょっと!」




由依の腕から飛び出し理佐のもとへと走り出したモナだった。