子どもの健やかな

「脳と心の育て方」を提案する

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合不合のあと、
家庭の空気が慌ただしくなった家庭も

あると思います

 

正式な結果が

返ってくるのはもう少し先でも


「この点数でどう戦う?」
「ここから立て直せるの?」

 

そんな気持ちが

胸に浮かぶのは

当然のことなんですよね

 

先週は首都模試系もありましたので

そんな面談が続いています

 

 

一方で

子どもがまず気にしているのは
自分の努力を

どう受け止めてもらえるか

 

頑張ったのに!と

夏の終わりに大号泣したお子さんも

あれから冷静に戦っております

 

 

だからこそ
このタイミングの声かけを

丁寧に扱ってほしいのです

 

子どもがしっかり泣いて

我が事

に、なってくれれば

まだまだ大きく前進していくはずです

 

 

「もう無理ですよね?」

の問いに思うこと

 

この数日

よく聞かれる言葉があります

 

「もう無理ですよね…?」
「いつ、子どもに“話すべき”ですか?」

 

気持ちはわかります

確かに“今のまま”なら厳しい学校もある
それは事実として認めざるを得ません

 

でも──
子どもたちが本気で走りはじめてから

まだ数カ月しか経っていません

 

ここで未来を諦めるには

まだ早い

 

塾講師が一応

第一志望校として

OKを出しているのなら

それは方向性次第で

可能性はまだまだあるということ

ちゃんとそういう指導者に

当たって欲しいと願う

 

もう少し

こちら側でできることを

見極めていきましょう

 

 

まずは「間違い方」を見ること

 

偏差値や点数ではなく

「間違い方」を見てほしい

 

合不合には、正直
「これはどうかな…」

という問題も混じっています

 

でも偏差値は相対表記だから
「点を取っている子は取っている」

という現実もある

 

だからこそ大事なのは

どこで失点したか


その問題は

“絶対に取るべき問題”だったのか


知識の穴なのか

読み違いなのか


慎重になりすぎて

時間をかけたのか

 

 

点数よりも
失点の方向性をつかむことのほうが

残りの日々の学習を整えます

 

 

努力の裏にある小さな変化も

拾い上げてください

 

ようやく線を引くようになった
図を描いて考えようとしていた
計算スペースを揃え始めた
記述を「書こう」としていた

 

こうした変化は

点にはすぐに出ません


でも確実に積み上がり
最後まで伸びる力です

 

 

今混乱している子ほど

“伸びる準備”に入っているし

 

学び直しを真剣に取り組み始めた子ほど

整理しきれず混乱して

うまくアウトプット出来なかった子も

多いと思います

 

考えすぎて慎重になる
ひっかけを恐れて逆に落とす
時間のかけ方がいつもと違う

 

これは
努力が成果になる前に

必ず起こる現象です

 

成長痛のようなもの

 

だから、今いろいろ決めない


混乱している子ほど

冬に伸びやすい傾向にあると思います

 

 

悔し涙は“止まる”ではなく

“動き出す”サイン

 

毎年見てきますが
合不合でこの時期

合格可能性が50%以下だった子でも
2月にしっかり合格していく例は

本当に多いです

 

 

何がその子を変えたのか

 

自分の足りなさを

泣きながら認めた


「ただ頑張るだけじゃダメ」と気づいた


やるべき小さなステップに戻れた


そこから整いはじめた

 

 

悔し涙は
崩れたのではなく

子どもの中で整理が始まったサイン

 

 

今は

親が結論を急がないでほしい

 

母がするべきは

“冷静に全体を見る”こと

 

親がやるべきは
ひとりで模試を眺め
全体の失点傾向をつかむこと

 

計算ミスを1つ責めても改善しません

 

理科・社会は
「覚えてない」のか
「読み取りが弱い」のか
「問題の意図がつかめていない」のか

 

状態を見極めれば
何を補うべきかが自然と見えてくる

 

 

そしてその視点が

これからの2か月には特に必要です


 

もちろん、全部を

親だけで抱えなくていい


信頼できる先生たちと一緒に
取捨選択していくことも大切です

 

勝手に未来を手放さないでね

 

泣けたらきっと加速する

そういう信念の強い子に

お母さんたちも育てたはずでしょう

 

一緒に頑張りましょう

 

 

母の合言葉
間違い方に

やるべき未来がある

 

 

ゴッドマザーのひとこと
数字に揺れても

伸び代が見えた家庭は強い


ここからが“本当の加速”です

 

 

 

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金盞香

きんせんかさく

 

真ん中の「盞」は実は

「さかずき」と読みます

 

白い花びら6枚に見えるけれど

実は手前3枚が花びら

奥の3枚は「がく」

 

黄色の部分は

おしべが変形されたもの

金色の「さかずき」です

 

 

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