バブソンMBAのベンチャー日記 -5ページ目

意思決定

つい最近、キャリア上の重要な意思決定を行いました。


目の前には、三つの分かれ路がありました。
アメリカから世界をみる バブソンMBAのブログ


Aという路は、アップダウンが激しく、崖や落とし穴があるかもしれず、目的地まで到達できないかもしれない路。けれど、その分自分の力を試す上で非常にチャレンジングで、到達できた際に得られるものは一番大きそうな路。


Bという路は、これもアップダウンはあるものの、見通しは悪くなく、装備もしっかりして臨めるので、崖から落ちちゃうようなリスクは低い路。既に路を上り詰めた先輩が近くにいる。新しい挑戦になるので、得るもの・学べるものは大きく、やりがいは大きい路。


Cという路は、その先に路が枝分かれしているものの、どの路も広く整備されているので、確実に前に進んでいけそうな路。落とし穴とかが無い分、前にはたくさんの人たちがいて、追い抜くのはけっこう大変そうな路。でもショートカットできるかもしれない路。


どれが正解かは分からない。
でも選べるのは、一つだけ。。。


という中で、最終的に、、、


Aという路を選びました。


あとは、一生懸命突き進んでいくのみです!!

節電の夏

今年の夏も、暑い。

震災の影響で、各社節電中だから、空調も殆どいれていない、もしくは、28度設定なので、冷房というよりも送風だ。

だから、打ち合わせなんかにいっても、汗がダラダラと普通にでてくる。

涼もうと思って、喫茶店に入っても、あまり涼しくない。。。

、、、と愚痴ばかりいってもしょうがないが、実は前向きに捉えると、これは日本にとって大きなチャンスだと思う。

今年の夏を乗り越えることで、全国民が電気はタダではないことを肌で実感し、国民の省エネルギー意識、環境への負荷軽減、自然エネルギーへの関心は飛躍的に高まる。

太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギー産業において、日本は、中国、ドイツ、アメリカなどに遅れをとっているが、政府が今進めている法案で後押しなどすると、一気に需要が拡大し、マーケットが広がる。結果、関連ベンチャーが育ちやすい環境になる。

またスマートシティやスマートメーターなど世界的には実験段階にあるコンセプトを日本でもいち早く導入し、商業化を進められる可能性も高まってきた。既に、複数の企業がコンソーシアムを組んで、取り組みを開始しているが、東北は絶好の実験場所といえる。こう書くと、大変不謹慎に聞こえてしまうが、東北の海岸沿いで瓦礫の処理を終えると、そこは更地になる。ここはやはり、現実を逆手にとって、積極的に新しい取り組みを試みるべきだ。なので、宮城県の水産業特区なども含めて、政治は制作的に、東北を開発・投資の対象として魅力的にみせるべきだろう。

日本の電力産業についても、地域独占体制から電力自由化、発送電分離など新たな産業スキームに移行できる好機かもしれないし、現にソフトバンクの孫さんは自然エネルギー事業に参入することで、儲けつつ、社会システムを変えようとしている。

、、、などなど色々考えると、事業機会が随分膨らんでいるのだが、どれも民間だけでできることが限られており、政府の政策的なバックアップが不可欠であることなどを考えると、その動きの遅さにまた頭がクラクラしてきたので、ここで執筆は止めることにします( ̄ー ̄;

経営者のタイプ

最近思うことの一つとして、経営者(社長)のタイプっていろいろだなぁと。


みなさん、個性的でそれぞれ違うので、類型化が難しいというか、出来ない。


・ハンズオンで現場がするような仕事もがしがし進んで行う人。


・社員の意見を大切にして、慎重に意思決定する人。


・明快なビジョンを描き、それを伝えることで、周りをモチベートする人。


・やたら、明るいひと。笑う人。


・説明能力がめちゃくちゃ高い人。


・人に指示して、仕事をやらせるのがうまい人。


・のんびりしてそうだが、勘がするどい人。


・技術をこよなく愛する人。


・今までの経験で、物事をみて評価する人。


・ロジックに強く、リアリティを大切にする人。


・思い込みの激しい人。


・毎日楽しむこと、会社の雰囲気を大切にする人。


などなど、挙げ始めたら、きりがない。


みんな大きく違うから、成功する社長の共通項を見出すのは難しい。
(当然、ハードワークとか、時頭のよさとか、勿論あるわけですが・・・)


でも、同じような業種、事業でも伸びる会社とそうでない会社の差は、ものすごーくはっきりでる。


で、その理由は、社長であることが多い。


あぁ、ここはこうしたほうがいいのだろうにと感じることもあるけど、それがその人のアイデンティティや方針だったりするから、簡単に変えられるものではなかったりする。


だから、社長業は難しい。