バブソンMBAのベンチャー日記 -116ページ目

コーチ・ユナイテッド

昨日、ソウ・エクスペリエンス社の西村社長、山本取締役、堀取締役、コーチ・ユナイテッド社の有安社長とまったり飲みをしました。

全員同じ大学出身なんですが、ソウさんもコーチ・ユナイテッドさんもHOTなベンチャー企業です。

有安さんとは、初めてお会いしたのですが、気さくでポップな感じの方ですが、経営は非常に強気で攻めているという印象を受けましたビックリマーク

全国でプライベート形式の音楽スクールの展開を行っており、今の事業に経営資源を集中特化している理由が18個もあるらしい。

元気パワーをたくさんいただきましたチョキ

セブンイレブンの対応

公取委の排除命令に対する、セブンイレブンのすばやい一次対応がなされました。弁当などの廃棄が行われた場合、仕入原価分の損失の一部(15%)をセブンが負担するという内容です。
コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは二十三日、売れ残った弁当やおにぎりなどを廃棄する場合、現在は加盟店の全額負担としている仕入れ原価のうち、15%を本部が負担すると発表した。七月一日から実施する。 

他のコンビニ各社も同様に加盟店の全額負担としており、本部側が廃棄で出る損失を一部負担するのはセブンが業界で初めてとなる。同業他社に影響を与えそうだ。

セブンは、消費期限の迫った弁当類を値下げして販売することを不当に制限したとして、二十二日に公正取引委員会から排除措置命令を受けたばかり。今回、加盟店への支援を拡充することで、値下げ販売の拡大を抑える狙いとみられる。本部側の年間負担額は約百億円に上る見込みという。

セブンの井阪隆一社長は二十三日の記者会見で、「(排除命令により)多くの加盟店オーナーを不安な気持ちにさせた」と指摘。「廃棄で出る損失を怖がり、発注を萎縮すれば、顧客のニーズに応える十分な商品提供ができなくなる」と狙いを話した。
もともと、問題の本質が、商品の廃棄が行われた場合に、本部と加盟店の間で利益相反が発生するという点にありました。これは、粗利分配方式といって、加盟店が商品を本部から仕入れて、販売した場合に発生する売上総利益を本部と加盟店がシェアするというもので、本部の取り分が約40%です。つまり今までは、商品廃棄が行われた場合、本部(セブン)は損失ゼロ、加盟店は商品仕入(原価)分がまるまる損失になってしまっていました。

今回の公取委の排除命令に対して、有効な施策といえば、廃棄時ロスもシェアするということだけでした。良いときも、悪いときもシェアしましょうということです。セブンがどこまで譲歩するのかがポイントでしたが、結果は15%。 「本当に加盟店と本部の関係が対等なものであれば、ロス時の本部の負担も、粗利分配と同じ40%が妥当ではないか!」という声が挙がってきてもおかしくはありません。

日産の戦略と経営者の説明能力

本日、日産自動車の株主総会があったのですが、カルロス・ゴーン社長の説明能力の高さが非常に印象的でした。株主の質問に対して、明快な回答をするとともに、社長として伝えなければいけないメッセージを正しく発信しようとしていました。

冒頭の挨拶および赤字決算に関するお詫びは、ゴーン社長より日本語で行われましたが、残りは当然英語での進行および、株主への回答です。よって、同時通訳を聞けるイヤホンが株主に配られていました。

「ハイブリッドの分野で日産は出遅れているが、日産の戦略は?」
 -EV(電気自動車)に投資を集中することで、ゼロ・エミッション(CO2排出ゼロ)車の分野で、リーダーを目指す。合わせてハイブリッドも、重要な環境技術として取り組んでいくが、あくまでフォロワーとして挑む。

「赤字を出しているにもかかわらず、経営陣の報酬(9人で20億円強)が高すぎるのでは?」
 -08年度の役員報酬は、07年度決算に基づくもの。よって、09年度の役員報酬は、相当程度減額される。また水準は、グローバルに展開する企業の役員報酬水準の中間値であり、高すぎるという水準にない。グローバル市場で、本当に優秀な人材を確保するために必要な額だ」

「世界同時不況に対する対応で、結果として赤字が出たことに、経営責任があるのではないか?」
 -金融危機は誰もが予測しえなかった100年に1度の出来事であり、日産だけでなく、業界全体が落ち込んでいる。日産の経営陣は迅速にしかるべき対応をし、その対応に瑕疵はなかったと考えている。また経営者としては、危機における状況にあってこそ、逃げ出さず、業績を早期に回復させるのが最大の責任だと考えている。しかし、取締役を決めるのは、私ではない。あくまで、株主だ。私は日産を経営するにあたり最高の9人を選んでいるつもりだが、もし我々以外によりよい成果を出せる人材がいると考えるのであれば、この取締役再任議案は反対すべきでしょう。それが、ルールです」

などなど。

ごく一部だけ、説明が少ないポイントもありましたが、総じて十分な説明を行っていたように感じました。ゴーンさんだけでなく、志賀COOのプレゼンも非常にわかりやすいものでした。

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