新入りのアリ・エルを家族に迎えて1週間
この子たちは、飼い主さんから飼育を放棄されたフェレットだったのですが、ごはんは食べさせてたみたいなんですね
この子たちを保護してくれた方は、この子たちの元親さんと面識がある方で...
この子たちの元親さん、お金はある方だけどお世話が出来ない方だったようです
生体やケージ、ごはんを買うお金はあるけど、日々のお世話は何もせず
この子たちはケージやトイレの掃除をしてもらえず、糞尿まみれでした
ごはんは食べていたので激ヤセするような事態は避けられたのですが
健康診断もワクチンもフィラリア予防もせず、ファーム証明書も持っていない、誕生日も分からない、それが現状でした
そして予想通りの耳ダニ...
痒くてしんどかったよねぇ
最初は「もう要らないから」と、フェレット2匹のみの引き渡し予定でした
でも後日、やはりケージも「邪魔だから要らない」と連絡がきました
どういう事か保護主さんに聞いたら、元親さんはチンチラを飼う(買う)ためにケージを取っておきたかったという事でしたが、さすがに保護主さんに止められ、「じゃあケージも邪魔だ」という事になり、ケージごとフェレットたちを引き取る事になったのでした...
今まで、体調や家庭の事情で飼えなくなった方からのフェレットは、ぜひうちの子にと家族に迎えてきました。
寒空の下に投げ出されなかっただけマシなのかもしれませんが...
今回の邪魔や要らないというワードは心に突き刺さりました
かわいそうとか、保護したいとか、そういうものとは違うのですが...
純粋にこの子たちの親になりたいと思いました
そしてアリ・エルを家族に迎えました
まだふたりとも表情は堅くて、エールの白い毛は汚れてオレンジ色です
これから更に幸せにできるよう、母さんは精一杯アリ・エルと向き合って楽しく健やかに過ごしていきたいと思っています
いつもいいねをくださる方々には日々感謝の気持ちでいっぱいです
フォロワーさんでなくても、もしふらっと立ち寄って、見てくださる方がいらっしゃれば、最後にお願いです。
生き物を飼う事、その責任について、今一度考えて頂きたいです。
特にフェレットの里子募集に関しては、いつも里子への応募が溢れています。
一心に保護活動をしてくださっている方々もいますし、一概には言えないのですが...
生体を買う時より、飼ってからのワクチンやフード、保険や病院代の方がはるかにお金がかかります。
一般的に3~4歳までは大きな病気をしない子も多いですが、5~6歳になって病気をするようになってからの里親募集も多いように感じています。
(我が家のジャジャ丸もそうでした)
その子の一生涯に責任を持つという事、その意味を再度しっかり理解してからのお迎えをお願いしたいです。
偉そうな事を言うつもりはなく、そのような立場でもないのは重々承知していますが、可愛いフェレットの悲しい話を耳にするのは耐えられません。
どうか、よろしくお願いします。