私が母になった日 | ママとこどもの布小物 M☆sweet miyu☆のハンドメイド日記

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06年うまれの♂…1号
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14年うまれの♂…4号
そして7歳上のパパさんと暮らすmiyu☆です。
札幌で、ママとこどものための
実用的で可愛い布小物を制作・販売しています。

9年前の今日、1号が生まれ
私は母になりました。


16日の夜にいきなり破水し、同時に陣痛開始。
次々押し寄せる陣痛とともに2晩寝ずに過ごし
水分は辛うじて摂れていたものの
固形物はほとんど食べることができず
35時間耐え抜いた出産でした。


破水はしていたけど
抗生物質の投与を受けながら
湯船に浸かっての和痛をし
24時間かかって子宮口全開大
そこから半日かかって
ゆっくり産道を降りてきた1号くん。


あんなに痛くて本気で死ぬかと思った陣痛が
「微弱」だったなんて今もシンジラレナイ(笑)
まあその後3人産んでみて
痛みの質は明らかに違ったというのは
結果論ですけどね。


へその緒がピチピチに2回も巻いてたから
ゆっくりだったんだねー
いきんで産ませる病院だったら
心音下がって帝王切開のパターンだったらしいです。
実際、最後の最後で骨盤に引っかかってたっぽく
旋回もうまくできてなかったから
日勤の人たちがワチャワチャやって来て
手術の準備していたんだっけな。


フラフラになりながら
分娩台につかまってスクワットさせられた時
死ぬと思った瞬間(笑)
あ、その前にもうお茶も喉を通らないのに
おにぎり食えと言われて殺されると思ったな。
この分娩台は、幻の分娩台と言われていて
この産院では吸引分娩の時しか使わないという。
普段はカバーが、かけられています。
分娩台の隣に布団敷いてあって
そこで産みました。


赤ちゃんって
あんなにガリガリだと思わなくて
細くて小さい手足が折れてしまいそうで
可愛くて可愛くて仕方なかったのを思い出します。
この子のためなら
命をも捧げられる気持ちで寄り添い
あっという間に9年が過ぎました。


至らないことも多々。
私なんかが母になるべきではなかったと
後悔する日もあるし
思うようにならなくて逃げ出したい日もある
弱い弱い母ですが
ママがママでよかったと言ってくれるだけで
本当に幸せな気持ちになれるのです。


9歳になった1号は
もうすでに精神年齢は私よりも大人で
私よりも賢く
私よりも素直で
私よりも努力家です。
私よりも我慢強く、冷静で
私よりも寛大。
もちろん、まだまだ人間として未熟ではあるけど
私が望む以上のものを得て
たくましく頼もしく育ってくれています。
このまま1号らしく自分の道を切り拓き
人生を謳歌していって欲しいなぁ。


もしこの先、彼が人の道に逸れることがあったり
つまづいて自信をなくすことがあったら
私が母になった日のこと
1号が生まれてきてくれてよかったと思う
ひとつひとつを話して聞かせたい。
私もそれに恥じない強い母にならないとね!


小さな悩みはたくさんあるけど
毎年、子供の誕生日を無事に祝える事
まずはそれに感謝しなくてはならないなと思います。
生まれてきてくれてありがとう。
私を選んでくれてありがとう☆
蓮、9歳おめでとう!