例えば、廊下が無く、他の部屋に行くのにリビングを通るような間取りは、
窓以外の面が部屋で建具に囲まれていたりしますね。
こんなとき、どうやって家具を配置したらよいか分からない、、
というお声をよく聞きます。
リビングに頻繁に家族の行き来があるので、
お互いの気配を感じやすく、
コミュニケーションがとりやすいというメリットがありますが、
周囲を回遊できるように家具を配置しないと、
動線がぶつかりやすくなったり、
遠回りしないとならなくなるので、
日々小さなストレスが溜まってしまいます。
そんなときは、スペースの中央に家具を配置すれば、
いろいろな方向からアクセスできるようになりますよ。
① ダイニング
周囲に動線のスペースが確保できれば、
円形テーブルが良いでしょう。
引用:ダイニングセット
集まりのときなど、人数の融通もききます。
ホストはテーブルをめぐってサーブしやすくなりますし、
ゲストも席を外すときも、ちょっと通してください、、
ということがなくなりますね。
② リビング
ソファはどこの側から見ても壁をつくらない、
背の低いものが良いでしょう。
首を安定させたい方は、
オプションでヘッドレストがあるタイプを選びましょう。
一部がオープンになっているカウチソファはサイドからも視界が抜け、
コミュニケーションがとりやすくなります。
以前もご紹介した、背クッションが自由に動かせるタイプも
見通しが良くなり、どの方向からも使えて便利です。
こちらの例では、TV側では視聴し、
背面はお子様のプレイスペースとして使っています。
ソファに限らず、
小ぶりなパーソナルチェアをいくつか配置してもよいですね。
パーソナルチェアは、
向きを変えることでセミプライベートな空間をつくることができるので、
お子様が大きくなってきた際の家族のだんらんにもおススメです!
引用:Pintarest
デザインの異なるチェアを並べても楽しい空間になります。
テレビボードを配置する壁がない場合は、テレビスタンドで対応を。
ただし、ゲームソフトなどの収納は別に確保しなければならないため、
スリムな収納を建具と建具の間の狭い壁に配置したり、
可動式のキャビネットに納めたり、
お部屋の収納スペースを活用する必要がでてきます。
③ディスプレイ
小物やグリーンを飾る壁や棚がない!という場合は、
空中を利用してみましょう。
ポールにトレイやフックをつけて、
グリーンや小物を飾ることのできる商品もあります。
照明パーツをプラスすれば、省スペースで間接照明が楽しめますよ。
引用:dlaw a line
棚付きのサイドテーブルもディスプレイに便利です。
下の段にオブジェやグリーンを飾ってもまとまりますよ。
引用:SIDE TABLE
いかがでしたか?
使いづらいと思っていた間取りも、
特徴を読み解くと、ユニークな使い方ができたりします。
それぞれの間取りの特徴を生かして、レイアウトを楽しんでみてくださいね!