あかりがともっているお部屋はくつろげて素敵なものです。
かつては1灯で煌々と隅々まで明るくするのが良しとされた時代もありましたが、
ここ最近は、照明計画は多灯で計画するのが主流となり、
間接照明などを組み合わせ、シチュエーションに合わせて、
いろんなバリエーションを楽しむ方向になってきました。
器具も調光調色が当たり前になり、
新築の場合には、ライトコントローラーなどで、
いくつかの登録したシーンを再現できるようにもなりましたね。
私は新築の場合でも、
フロアライトやテーブルランプなど置き型のものを追加して、
デザインや素材の異なる照明器具から生まれる
いろいろな質の光で空間を彩っていきます。
ただ、小さいお子さんがいらっしゃると、
フロアライト
→倒れるから危ない💦
テーブルライト
→ひっくり返されそうで心配💦
といったストレスを感じてしまい、
照明器具についても「大きくなるまで待とう」
という思いを持っておられる方が多いのではないでしょうか?
でも、小さいお子さんにとって、あかりで体内リズムを整えたり、
豊かな感受性をはぐくむことはとても大切です。
今日は、
小さいお子さんと一緒に楽しめるあかりについて、ご紹介いたします。
①破損の危険のない素材の灯具を選ぶ
破損による心配がストレスにならないよう、
軽量で、落としても割れることがない素材のあかりを選びましょう。
柔らかいコードレスタイプ①
こちらの商品は、ソフトなポリエチレン製なので、
床置きしても安心。
引用:light-03222 USB レザーハンドル ボールライト LED | ART OF BLACK
USBで充電できるコードレスタイプなので、コードに引っかかる心配もありません。
合皮のハンドルがついているので、壁掛けにもできます。
16色展開の調色と7段階の調光ができるタイプです。
お子さんがほんのりともるあかりを興味津々で触って体験するのも、
感性を磨く機会になると思いますよ!
柔らかいコードレスタイプ②
こちらはシリコン製のコードレスタイプ。
ぬいぐるみ感覚で持ち運べる、かわいくて優しいあかりです。
ほんのり灯るあかりはほっとするもの。
お子さんが夜が来るのがたのしみになりそうですね!
寝る前にぐずる場合も、
このあかりをつけて、動物さんたちといっしょにねんねしようと、
誘ってみてはいかがでしょうか。
引用:
②高いところに配置する
スポットタイプ
フロアライトの配置が難しい場合は、
壁に後付けできる照明を選びましょう。
IKEAのこちらのスポットライトは、
壁に金具を取り付けたら、灯具をはめ込むだけ。
コンセントから電源をとります。
光が拡散しないタイプなので、
アートやグリーンを照らしてコーナーを演出することもできます。
調光機能付きなので、
他のあかりと組み合わせるときもバランスを取りやすいですよ。
引用:
ポールに取り付けるタイプ
床から天井に取り付けたポールに灯具を配置するこちらの商品も、
フロアライトが設置できない場合におすすめです。
憧れのソファサイドのフロアライトが実現できます!
フックやトレイなど、いろいろなパーツがありますので、
自由に組み合わせて、グリーンを飾ったり、
サイドテーブル代わりに使ったりもできますよ。
床から天井のコンパクトな空間を使うので、
変化に富んだお部屋づくりができるのも魅力です!
私は小さなおこさんが多く、周囲がほとんど窓、というご案件で、
空間のアイキャッチになるように、
お部屋の中ほどのソファサイドにこちらの商品をご提案しましたが、
とてもお喜びいただけました!
引用:
③いろいろなあかりの組み合わせを楽しもう
ご紹介したようなストレスレスな照明器具を、
いくつもお部屋のなかにちりばめ、
自分の手で、いろいろな灯をそのときの気持ちで組み合わせて
楽しんでみてください。
インテリアのディスプレイの要素として考えると、
複数おいても問題ありません。
デスクの上に、
タスクライトとは別に、演出できるあかりがあるのも、
全く問題ありません。
ポータブルライトは動かせますので、
場所を変えるとまた雰囲気も変わります。
きっと豊かで落ち着いた気持ちになれるはずです。
メインの天井照明の照度は落として、
色々な場所の照明をともすと、空間はドラマチックに変わります。
夜は電球色がおすすめです。
夜はメラトニンというホルモンが分泌されて、
だんだん眠くなりますが、
電球色の赤い光は分泌を妨げないので、自然な眠りに誘うことができます。
また、赤い光は、脳の副交感神経を刺激してリラックスさせる効果もあります。
お子様のねかしつけの時間が近づいてきたら、
電球色のあかりを少しずつ暗くしたり、一つずつ消していってみてください。
落ち着いて眠れるだけでなく、いろいろな場所に灯るあかりをみて、
光で彩られる空間の豊かさを感じながら大きくなっていかれると思います。
いかがでしたか?
あかりは奥深いもの。
また様々な角度から投稿していきます!
お子さんと一緒に、豊かなあかり、どうぞ楽しんでくださいね!