Oslo パンフレット読んで知っておきたかったこと | Lyrics for M

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何する?

Osloパンフを半分くらい読みました。
パンフ読んで、やっとちょっと落ち着く、みたいなとこありますね。

人物相関図を公式サイトにも出せばいいのにね?


重要じゃないかもしれないけど、耳慣れない言語だと聞き取れなくて引っかかったので、これから観劇の方の参考になればと思い、いくつかパンフより。

テリエは、ファフォ応用社会学研究所の所長
自分の為に自分で作り上げた研究所らしい
一介の学者というより、やり手ですな〜
ファフォ、って聞き取りにくかったし、言いにくそうだった(笑)

出てくるユダヤの食べ物
マッツォーボール・スープ
(マッツォーはユダヤの種なしパン、らしい)
(種なしって何?発酵してないってこと?)

話し合いが行われてた場所
ボレガード館(ノルウェー)

話によく出てくる人名
イスラエル イツハク・ラビン首相
PLO アラファト議長


シオニズムとかってワードだと、聞き慣れないけども英語的な語感なので聞き取りやすいし、なんとなく分かんなくても何かイズムなんだなってことでスルーできるんですよ。
(スルーするな)
(いや、勉強したけど)

ノルウェー語も中東の何とか語も聞き取れなくて、ストーリーは難しくないのに、舞台全体が難しい印象になっちゃう(笑)

あとは、何かセリフとかものの考え方とか、ユダヤっぽいね〜とかアラブ人ぽいね〜とか、分かる方が本当は面白いんだろなって思う。
(他の地域から見たらアジア人の顔も言語も同じように見えても、わたし達からしたら、韓国っぽいなとか中国っぽいなとか、少し分かるような感覚)
あとは、ユダヤ人あるあるとか、そういうの、脚本には盛り込まれてるのかもしれないけど、分かんない自分が残念でした(笑)
アラファト議長についてあの人はこういう風に喋る、っていうセリフのとこは面白かった。



パンフ読んで、最初にびっくりしたのは、テリエはその後政治家になったらしいこと。
※訂正 パンフは外交官と書いてあった。モナのwikiにテリエを外交官であり政治家と書いてあったのでした。

でも社会学の学者だったからこその行動だったし、政治家じゃないからこそ動けたんだなっていうのは舞台観てて何となく分かった。

舞台で、モナとテリエのなれ初め的な話が少し出てくるので、そこはテリエの人となりを知るのに大事なとこの一つだったかも。
研究所を自ら作ったという話もテリエがどんな人物かを表してる。
やり手なんだよね(笑)
実は。


パンフに昌ちゃん、安蘭さん、河合くん、福士くんの座談会があって、それも面白かった。
本当はみんなテリエのお陰だと分かってるけど、交渉が進むにつれ可哀想な扱いを受けちゃうんだよね、なんて言われてる。
テリエちゃんのお陰〜
みんな、忘れないでね!
(お前がな)

「テロリストと呼ばれている」PLO側の代表が、あの実直そうな益岡さんで、益岡さんの立場の重さたるや!
対するイスラエルはアメリカが支持してるし、PLOとイスラエルは国力的に対等じゃない感じも、忘れがちだけど重い。
PLO側の忍耐力を見たというか。
イスラエルの方が大きい分だけ、代表で来る人の背負うものも大きいのだろうけど。

最後に法律家の人が出てくるあたりで、和平の実際の難しさを実感したりね。




座談会の最後に、昌ちゃんの言葉で、分からない単語を追うより、人間模様を見てくれれば、と書いてあって、それ最初に言ってよ〜と思いました(笑)
でも、予習した方が面白いのは確か!

わたし的に昌ちゃんのビジュアルで1番かっこいいと思ったのは、厳しい表情で椅子に座ってスポットライト当たってるとこ!
セリフもなく、舞台の脇にいるんだけど、まあ〜かっこよかった。

福士誠治の爆イケにもご注意…