EARL KING★Sexual Telepathy | key's music navi

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明日も今日の夢のつづきを

移りゆく季節に捧げるは
ニューオリンズ産 極上年代物R&B


あのーそこの人 なんか勘違いしてませんか?
R&Bって これなんですけどぉー
リズム&ブルースっていうんですけどぉー



Sexual Telepathy/Earl King


1. Old Mr. Bad Luck
2. I'll Take You Back Home
3. A Weary Silent Night
4. Time For The Sun To Rise
5. No One More For The Road
6. Going Public
7. Love Is The Way Of Life
8. Sexual Telepathy
9. Happy Little Nobody's Waggy Tail Dog
10. Always A First Time
11. Make A Better World


ニューオリンズ産R&Bの大御所アールキングの「セクシャルテレパシー」(1990年)です。1950年代から吹込を始め、55年からのもっとも充実したエイス時代に「those lonly lonly nights」(あのジョニーギターワトソンもカヴァーしています)を大ヒットさせています。その後はインペリアル他レーベルを渡り歩き、初期の頃のギタースリム系のサウンドから徐々に変化させ、独自のファンキーものを確立いきます。久々に86年にブラックトップからカムバックし、そして第二弾がこのアルバムです。バッキングには、スヌークスイーグリンの名もクレジットされるブラックトップオールスターズ、ブロードキャスターズ、アントンズハウスバンドの3バンドという文句なしの布陣を敷き、再吹込を含む全自作曲で唄うわ弾きまくるわ・・・自らその原型となったニューオリンズファンクナンバー①では渋さがほとばしるギターワークと胸を焦がすヴォーカルが迫る、エイスレーベル期の名作クリスマスナンバー③、新しい夜明けへの希望を感じさせるミディアムバラッド④、乾燥したディープさがたまらないマイナーバラッド⑦、インペリアル期の⑩はKAMIKAZEホーンも加わった極上跳ね物、同じくホーンで厚みを増し、鍵盤もうなる痛快メッセージナンバー⑪(フェードアウトがもったいない)・・・えげつない名盤ですから”絶対損はさせません”



以前ご紹介したエイス期の編集盤はこちらからどうぞ