JOE SAMPLE★Spellbound | key's music navi

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明日も今日の夢のつづきを

またもや 巨星が去った
遺産は輝き続けるけれど・・・
イズムは引き継がれているのか
誰に託されたのか 今はまだわからない
合掌




1 Seven Years Of Good Luck
2 Spellbound
3 Somehow Our Love Survives
4 All God's Children
5 Leading Me B ack To You
6 U-Turn
7 Bones Jive
8 Luna En New York
9 Sermonized
10 Looking Glass


ジョーサンプルの1988年リリースのワーナーからの第一弾「スペルバウンド」です。プロデュースはマイルスの「tutu」やジョージベンソンの「ブリージン」、イエローマジックオーケストラの米国盤でも知られるトミーリピューマーで、ジョー作が4曲(②④⑦⑨)、マイケルフランクスらとの共作が4曲(③⑤⑥⑧)とマーカスミラーの①、デュークエリントンの⑩から構成されています。
まずは、①では,マーカスミラーの刻みに乗っての軽やかなタッチにはおもわず気持ちが緩んでしまうし、これがクルセイダースといわれても疑わないだろう”しっくり感”があります。続くタイトルナンバー②は終始穏やかな表情が漂い、とてもリラックスした作りとなっていますが、それぞれのパートに注目すると見せ場の連続であることがわかりますよ^^。そしてアルジャロウのヴォーカルをフィーチャしたマイケルフランク作③は、曲間のソロの力強いグルーヴが印象的なポップテイスト溢れるハイライトのひとつです。またマイケルフランクスがヴォーカル参加する⑤とテイク6がヴォーカルの⑥でのバッキングに徹したプレーは見事にヴォーカルを浮かび上がらせています。コーラスワークとの駆け引きが抜群のラテンフレーヴァーたっぷりのジャズナンバー⑧のかっこよさはピカイチ!!、そしてアコースティックベースとのデュオ⑩は、感涙物メロウジャズの決定版と言えそうなくらいの2分50秒、まさに”魅せられる"、これをラストに持ってこられたら、名盤と言わざるをえないでしょうね^^