稽古納め | STONE ON MY PALM

STONE ON MY PALM

日々の暮らしの中で書き留めておきたいことを、徒然としたためました。

習い事の茶道で稽古納めに行って参りました。

 

三客に配置され、緊張。

お詰めのペースを見ながら、正客と次客を盛り立てる。

 

ウサギに因んだお道具が多く、年末恒例のお道具も茶事に並ぶ。

掛け軸は「千秋楽」(吸江斎)、釜は初代寒雉、茶入れは啐啄斎の手捻り"兎"。

 

お料理も美味しく、うずみ豆腐と向付け(飯蒸しに鯛、ゆり根、銀杏、穴子)、鴨団子に大根の炊き物、蟹とホウレン草の酢の物とご馳走尽くし。八寸は子持ちししゃもと蕪寿司。

 

お酒もほどほどに、菓子をいただく。

柚子にお饅頭を詰めた、温かいお菓子だ。

 

お席改めの後に濃茶へ。

正客のお茶碗は"鵺"力強い釉薬の景色に得体のしれない深みを感じさせる銘だ。…"稲妻"と双になっているお茶碗だそうだ。

 

そのまま、薄茶席になり菓子盆の箕が忘れられない。

瑞々しい洋ナシをいただいて、稽古納めは終了。

 

つくばいに湯桶を出していただいたのに、お気遣いを労う言葉が出なかったのが注意された。

やれやれ、色々と納まらないよね(笑)