↑「心身の健康のためには、運動が必須」と書きましたが
激しい運動は、逆効果のときもあるようです。
(何が「激しい」運動になるかは、その人の体力によって違います)
「激しい運動」をすると、自律神経の交感神経優位になって
「戦うか逃げるかモード」になるわけです。
自律神経がちゃんと健全に機能してしていて
運動後にすぐに副交感神経優位に戻れるならいいのですが
発達性トラウマを抱えていて、「活動⇔リラックス」のスイッチングができない人は
かえって、交感神経優位が続いてしまう。
そういう人は、散歩とかラジオ体操とか、ヨガとか、
心拍数があまり上がらないような「軽い運動」をするのが、大事だと思います。
これは私の体験なのですが、
10年くらい前、義両親の介護、夫の問題、仕事のストレス、更年期の症状などなど
いろんな問題が降りかかっていて常に緊張状態で
毎日、泣きたいような気分を押し殺して生きていたころ
週に3日、5キロくらい歩くということをやっていたのですが
心が軽くなることも、血液検査の数値が改善することも、
睡眠状態が改善することもなかった(疲れすぎて眠れない)。
頭の中で嫌なことを反芻しながら、怒りに任せてガシガシ歩いていたし
仕事帰りで疲れ切った状態で「頑張って」無理に歩いていたので
交感神経優位が続いてしまっていたのかもしれないです。
当時の私に、「今のあなたに必要なのは、頑張ることよりリラックスだよ」と
言ってやりたいです。
頑張ってガシガシ歩くことより、リラックスできるヨガとかにすればよかったです。
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