カウンセラーさんで、心理セミナーなども開催して

 

そこでコミュニティを作って、自助グループ的な活動をしているケースもあるみたいです。

 

それがちゃんと機能している自助グループで、

 

心の成長に役立つのであればいいと思うのですが

 

コミュニティに同調圧力的な力が働いてくるようになったら、つらくなります。

 

自分に自立心が育っていない段階だと

 

つらいまま、抜け出せずにずるずるとそこにい続けることになるかもしれません。

 

 

以前、とある心理系セミナーを受けたときに、誘われて

 

その卒業生たちの集まるオンライン・コミュニティをのぞいてみました。

 

同じことに興味を持つ、同じようなメンタルの人たちと交流するのも

 

ちょっと楽しそうかな、という期待があったのですが、

 

教えられたメソッドの普及活動をすることが暗黙の了解になっていたり

 

その講師の人を教祖扱いして手放しにほめちぎる人が多いのが嫌で

 

そこで我慢して付き合ってしまうと、抜けにくくなると思って、やめました。

 

 

本当にクライアントのために主宰されているものであればいいのですが

 

最近は、私が体験したような「自分たちの影響力を拡大したい」

 

「オンラインサロンなどに囲い込みたい」という

 

野心の強いグループもあるような気がします。

 

 

自分と同じような人が集まるコミュニティ、同じことを信じる人たちの集まり、

 

信頼するカウンセラーさんや講師を中心とした人間関係は、心地よいでしょうし、

 

そこで、今までと違う自分を見つけられたような高揚感があると思います。

 

そういうところで、人間関係のスキルをトレーニングする機会になったり

 

趣味の一つになるなら、有意義な体験だと思います。

 

 

でも、アダルトチャイルドにとっての本当の回復・改善とは、

 

そのような確実に自分を理解してもらえるとわかっている安全安心な「家」を出て

 

実社会で、嫌なことも含め、いろいろなことがある中で、自立して

 

それなりに幸せにやっていけるようになることなんだろうと思います。

 

そのコミュニティは一時的に依存するところだ、という自覚があるとか、

 

そのコミュニティが何もかも与えてくれて、一生やっていけるならいいですが

 

自立する力もつかないまま、無自覚にずるずるとそこに資源をつぎ込んだ挙句、

 

そこを抜けたとたんに、もとの自信のない自分に戻ってしまった

 

みたいなことにならないように気を付けたほうがいいかなと思います。

 

(ちゃんとしたカウンセラーなら、依存させません)

 

←この記事に書いたみたいに、

 

その教祖を信じるしかできない、そのコミュニティでしか生きていけないために

 

現実から目をそむけてまで依存するなら、それはもう宗教団体と同じです。

 

 

カウンセラーはアドバイザーではない

こんなカウンセラーさんは嫌だ(1)

こんなカウンセラーさんは嫌だ(2)

こんなカウンセラーさんは嫌だ(3)

こんなカウンセラーさんは嫌だ(4)

こんなカウンセラーさんは嫌だ(5)

こんなカウンセラーさんは嫌だ(6)

こんなカウンセラーさんは嫌だ(7)

 

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