みなさま、こんにちは。Lynnです。
今日は「③三木清「語られざる哲学」抜粋ノート」と題してお届けします。

三木清著「語られざる哲学」の概要は
こちら。

角川ソフィア文庫では「人生論ノート 他二篇」の p173~p266に収録されています。

1から12に割り振られたもののうち
今日は6~7を。

わたしが付箋をはった箇所を
みなさまと分かち合いたいです。

なお、改行や (…) の中略は
わたくしリンによるものです。


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**6**


p203
【人生において大切なことは
「何を」経験するかに存せずして、
それを「いかに」経験するかに存する

と云うことを真に知れる人は
まことに哲学的に恵まれた人である。】


p204
【何が永遠なるもので
何が一時的なるものであるか
を本能的な確かさをもって感ずる】

p211
【「自己の能(あた)うことはどこまでも研究し、自己の能わないことは静かに尊敬する」】

【教えようとしない心は
最もよく教うる心である。】


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**7**


p214
【私の仕事の目的は

私が何であり何でなく
そして何でありたいか、

もしくは
私が何をもち何をもたず
そして何をもちたいか

を正直に考えてみることにある】


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次回は「8」から。
おつきあいくださってありがとう。