子供が生まれて、1年1ヶ月になる。
で、子供が生まれて初めて体験する
店や場所やサービスが、数多くある。
正直、「イオンなんか誰が行くねん」
と思ってたけど、いつも人が多くて、
平日ですら、お子様やママ友集団で
溢れ返っているから、本当に驚いた。
そして、お金が落ちる仕掛けもある。
だから、
ウチの会社がカルチャースクールの
事業を少しずつ展開し始めてるけど、
それもまた、“アリ”やなと感じた。
ただ、苦戦の理由は、仕掛けが弱い。
大型ショッピングモール入場者数と
その年齢層、辺りの世帯収入だけを
考慮に入れての出店になってるから
もう少し一工夫必要なのかなと思う。
先日、ほとんど出掛けることもなく、
家事を頑張ってくれてる嫁が珍しく
「買い物をしたいな」って言うので、
三宮に出かけた。嫁が買い物する間
1歳の子供の相手は、当然、自分。
(どうしたもんか)と思ってたけど、
ある場所に、連れて行ってもらった。
これがまた、初体験で衝撃を受けた。
「KID-O-KID(キドキド)」という、
自分は初めて聞いた、遊びスペース。
教育玩具会社が展開している事業で、
ボールプールや組立遊びスペース等
多くのいろんな遊びが提供されてる。
子どもの世話をしてくれる
優しそうなスタッフもいてる。
で、入場料が必要。最初の30分は、
子供が600円で、大人は300円。
そして、延長をすると、
子供だけ30分100円必要になる。
すごくリーズナブルに見えるけれど、
これまた、マジックが隠されている。
その遊び場で提供してる教育玩具を
ちゃっかり販売する誘導が存在する。
「子供とどこかに出かけたい」
「安心して遊ばせる場が欲しい」
「友達と話せる場所が嬉しい」
「お金があまりかからないとこ」
「買い物の合間の時間に行けるとこ」
話題の待機児童の問題や
少子化で兄弟姉妹がいない、
っていうような問題ですら、
解決できそうなイメージがある。
とにかく、
休日、都市部に出てくる家族連れや、
平日、仲間でお出かけするママ友の、
ニーズをガッチリと汲みとっている。
あらゆるところに布石を打ちながら。
僕がこの前行ったのは、日曜の昼で、
入場制限がかかるくらい混雑してた。
興味があったので、忙しそうにしてる
スタッフさんを掴まえ、聞いてみた。
「平日って結構混んでるんですか?」
そしたら、
「ここまでの混雑、はないですけど、
入場制限がかかる日もあります。」
とのことだった。
これは、すごいビジネスだと思った。
ついつい、その場で計算。入場者数、
客単価、家賃、人件費、等を考える。
収支が合いそうにないけど、それは
教育玩具の販促も含んでるんやろう。
これ、ウチでも使えるんじゃないか。
場所が重要になるから地代家賃は、
そう簡単に下げることはできない。
ということは、この事業の課題は、
安価で優秀な人材の定期的な確保。
保育系人材を輩出してるからこそ、
グループメリットにも繋がりそうで、
下手したら、これだけで収支が成立。
そんなのも決して夢ではないと思う。
それに、
保育園の許認可事業は、時間かかる。
でも、これなら、何とかなりそうだ。
ただ、教育玩具を作ってないから、
商材の手配と、グループの販促に、
どう活かすのか、が、課題になる。
似ている事業で、キッザニアがある。
でも、似ているようで、かなり違う。
キッザニア、は、少し敷居が高いし、
“日々の利用”の、手軽感に欠ける。
この、“キドキド”のポジションは、
イオンとキッザニアの、中間くらい。
うまいこと、マーケティングしてる。
ターゲットは、当然、子供ではなく、
それを取り巻く、シックスポケット。
家に帰って、ホームページを見た。
理念や特徴などを書いてたけれど、
面白いと思ったのは、競合他社を
「保育園」として、対比してたこと。
やはりそうか。このマーケットか。
この事業は、もし拡大していけば、
保育園を管轄している文科省や
幼稚園を管轄している厚労省が
制限をかけ始めるかもしれない。
このリスクは、考慮した方がいい。
あと、当然ながら、事故の回避と、
満足感の充実と、差別化は超重要。
そんなことを、考えていた。
そんな話を会社の仲間に話をした。
「もう病気ですね。職業病ですよ。」
呆れられて気付く。そうかもしれん。
自分でも、ちょっとだけ悲しくなった。
それにしても、この世の中には
いろんなビジネスがあるもんで、
(いったい今まで何を見てきたのか)
って反省すると同時に、正直言えば、
(可能性ある事業はいくらでもある)
ってことを感じて、嬉しくもあった。
ま、浅はかな自分が、こう思うから、
既に着手している企業はあるやろな。
今は、ブルーオーシャンやろけど。
ただ、収支には、要注意か、、、。
それにしても、本当に貴重な体験。
とりあえず、とにもかくにも、
「お金にまつわるエトセトラ」を
充分に感じた1日になったわけで、
少し、研究してみようかなと思った。