お昼近くなり、長女ガルも起きてきました。
ガル 「おなかすいたー!」
ロット 「よし、行こう! 良さそうなお店を調べておいたから、ついておいで~♪」
ソニック 「やったー! スペインの新鮮な海鮮♪海鮮♪」
↓ スペイン名 NAVAJAS (意味は「ナイフ」)の塩焼き。
この貝のフランス名はCOUTEAUなので同じく「ナイフ」です。
日本名はマテガイ(馬刀貝)。貝の形から皆、同じものを連想するようです。
フランスの魚屋さんでも手に入るのですが、アサリよりも砂抜きが難しくてよく失敗しています。
でも、スペインのレストランで食べると綺麗に砂抜きしてあってとても美味しい貝です。
だからスペインに来ると必ず頼むことにしているのです。
砂抜きの秘訣は何だろう・・・・? 砂抜きの方法を知りたいなあ・・・・。
ソニック 「あーーー!分かった!そういうことか!ジュネーブじゃ、マネできないわ。」
ロット 「???」
ソニック 「マテガイの砂抜き、スペインではきっと、貝を取った場所の海水をそのまま汲んできて使ってるんだわ。」
ロット 「それは・・・ジュネーブじゃ無理だよなあ・・・。」
5年前にバレンシアに来た時に、スペインは1日5食の国。ランチタイムもディナータイムも、スイスよりも遅い時間だと知りました。
幸いレストラン自体は12時から営業しているようです。本格的に混むのはきっと、パエリアが炊き上がる午後2時からよねえ。
註 バレンシアでは午後2時だったパエリアの炊き上がり時間、カタルーニャでは午後1時でした。同じスペイン東部でも違いがあるようです。
レストランの入り口で手をアルコール消毒して、着席するとマスクを外せます。正午過ぎだったのでまだ空いていました。
メニューを3組渡されて、さあ、何を頼もうかしら。
ソニック 「まずNAVAJAS!」
ロット 「カキがあるよ。6個頼んだらいいかな?」
ガル 「ガルちゃんは、お肉のほうがいいなあ。チキンとフライドポテトが食べたい。」
ソニック 「ええと・・・あった!POLLO。フライドポテトは添えてあるみたいだからこれ頼みましょ。
ロット 「飲み物は?」
ソニック 「氷が入ってるからサングリアがいい。」
ロット 「スタンダードな赤?それともスパークリング?」
ソニック 「料理はお魚主体だからスパークリング。それに、暑いから、ガスパチョも!」
ソニック 「あ!タコのサラダも食べたいな~」
ガル 「お肉!スペインのおいしい生ハムがいい!」
カキは殻が丸いヨーロッパ平牡蠣で、甘くて美味しかったのですが、食べるのに夢中になって写真を撮り損ねました。
3人ともお腹がいっぱいになりました。
デザートを頼まなかったのは、このレストランに来る途中にあったジェラテリアのアイスを食べたかったから。
やっぱりスペインは美味しいね。
Avec Amour まごころをこめて。