PILA 2日目。私には重大任務が2つあった。 | 更新は全然頑張らない備忘録@フランス語圏スイス

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自分が後で振り返って「あ~、あの時はこうだったんだ」と思い出すための備忘録のようなもの。
海外生活、持病(婦人科疾患やアレルギー)、高齢出産、育児、子供の受験などのつれづれ。

 
2019年2月16日(土)~2月23日(土) イタリア北西部 ヴァッレ・ダオスタ州 PILA(ピーラ)スキーリゾート旅行記
ちょっと間が開いてしまいましたが、PILA 昼間に食べ過ぎ。 の続きです。
 
2月17日(日)の朝になりました。
 
山頂が朝日に輝いています。
 
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こちらはクールマイユールで買った、イタリア野菜。ほうれん草とよく似ていますが、全体に小ぶりの青菜。
ニョッキを茹で、ベーコンエッグに青菜のおひたしをたっぷり添えて朝食に。あら美味しい。
 
ソニック 「今回は換気扇のダクトもちゃんと機能してる本物の換気扇♪ 本物の台所だわ♪」
 
スキー教室は月曜日からなので、朝の時間ものんびり、ゆったり。
 
ロット 「今日はガルちゃん、ファンパークに行くって言ってたな。じゃ、ソニックに頼んで俺はスキーに・・・」
 
ソニック 「ガルちゃんと2人でファンパークに行ってちょうだい!私はやらなくちゃいけないことがあるの!」
 
↓ 部屋のベランダからよく見える、ファンパーク。昨年来た時にすっかりガルが気に入ってしまった遊び場です。
 
ロットとガルは「遊びに」来ているわけですが、私がスキーリゾートに連れてこられるのは2人のバックアップのためです。
 
ロットが好む「一週間の宿泊」となると、我が家は基本的に「レジデンスタイプ」の宿を取っています。
フルサービスの「ホテルタイプ」の宿と、DIYの「レジデンスタイプ」の宿とでは、お値段が全然違うからです。
ホテルタイプのMiramontiと、併設されたレジデンスタイプのAntaresのお値段比較。
Miramontiはツインまたはダブルルームなので、2部屋必要。
Antaresは1部屋に4人全員泊まれる上、1部屋あたりの値段もMiramontiの6割くらい。
従ってレジデンスタイプの宿泊費用はホテルタイプの約3分の1ですむ計算になります。
 
ホテルタイプの宿  
部屋は寝室+シャワー&トイレ、のワンルームが普通。
調理設備は最大でも湯沸かしポットまで。冷蔵庫が無い場合も多い。
原則として朝食付き。宿の中にレストランがあることが多い。
毎日部屋を掃除してもらえる。
 
レジデンスタイプの宿  
寝室とは別にリビングダイニングがあることが多く、広くてゆったりしている。
キッチン付き。当然冷蔵庫付き。オーブンか電子レンジがあることも多い。
専用または共用の洗濯機があることが多い。
原則として朝食も無し。掃除も自分で。
(ただし、ホテルに併設されている場合は朝食も付き、掃除サービスが入ることもあります)
 
自炊ができると、家族の誰かが体調の悪い時に「おうちごはん」が可能になるので楽です。
特に幼児連れの長期滞在は、レジデンスタイプのほうが過ごしやすいと感じています。
ただし、主婦は自宅に居るときと同様、家事に追い回されます(苦笑)。
 
この日のソニックの重大任務は2つ。
 
1つ目の任務。
部屋に用意された案内書を隅から隅までじっくりと見て、ついに発見。
 
 
ソニック 「ここがゴミ捨て場ね。分別ルールは、お正月に泊まったセストリエーレと同じかなあ・・・。」
 
掃除は自分で、ということは、ゴミ捨ても自分でしなくちゃいけないのです。
うーん、この景色には見覚えがあるわ。
 
分かった、昨日、公共駐車場からコンドミニアムの駐車場に車を移した時に、迂回したあの場所だ!
 
 
 
はい、この場所で正解でした。が、分別はメチャクチャで、コンテナからゴミ袋があふれていました。うへえ!
もうコンテナがいっぱいなので、みんな、分別は無視して適当に押し込んで行ってるようです。
車を横付けにして大量のゴミを捨てていく人もいます。あれ、業務用じゃないの?
さすがイタリア?
 
☆惨状の写真は撮りませんでした。イタリアのイメージが悪くなりそうだから・・・><。
 良いところ、素敵なところもいっぱいあるのよ、イタリア。
 

ともかく、ゴミ捨て場の位置は確認できたので、ミッションコンプリート!👍

 
そして、重大任務2つ目とは・・・。
 
専用洗濯機があったのは良かったのですが、洗剤入れを引き抜いてみたらやっぱりカビだらけで大変なことになっていました><。
ソニック「ブルータス、お前もか!」
 
写真は撮っていません。それどころではなく、必死で掃除しました。こんな洗濯機で洗濯できない、と泣きながら。
 
まあ、宿に限らず、2001年にヨーロッパに来て以来ずっと、洗剤入れが清潔な洗濯機を見たこと、一度も無いと思います。
仕方ないんでしょうね。
洗剤入れとの表裏、それに本体の、洗剤入れとの接触部分にがっちりこびりついていたカルシウムと、溶け残りの洗剤と、柔軟仕上げ剤と、黒カビ、茶色カビ。
ほぼ丸一日かけて、お酢やらアルコールやらを使って落としました。お酢で柔らかくしておいて、割りばしや竹串でゴリゴリ削りました。
それでも専用洗濯機ですから頑張れました。
2016年のイースターに行った、イタリア北東部ドロミテ・スーパー・スキーリゾートのアルタ・バーディアの宿の時は、共用洗濯機を掃除をすること自体諦めたんです。洗濯物は手洗いして、洗濯機では脱水だけをすることにしました。日曜日は洗う、洗う
洗剤入れの汚れがカルシウムで固まってガチガチだっただけならともかく、洗濯槽からもかび臭いニオイが強かったのです><。
 
ソニック 「はああ、疲れた。でも、これで洗濯機で洗濯ができるようになった\(^o^)/」
ミッションコンプリート。👍