2019年2月16日(土)~2月23日(土) イタリア北西部 ヴァッレ・ダオスタ州 PILA(ピーラ)スキーリゾート旅行記
 
PILAへ向かう途中、クールマイユールで昼食。絶品、ポルチーニ茸のタリアテッレを食べて、さあ、あと少しで到着です。
 
アオスタの手前で高速を降りて、ヘアピンカーブの続く山道を登ります。リフトだとまっすぐ上るので17分で上がれますが、車はずっと時間がかかります。それにしても、このカーナビ、どうして明らかに農道っぽいすれ違い不可能な道をやたら指示してくるのかしら?
 
ガル 「山みち、キライ。きもちわるいえーん
ソニック 「おかーさんも山道は嫌いよ。でも、今日は明るくていいお天気。それだけでも、真っ暗な夜の山道よりはずっといいわよ。」
 
昨年の2月にモンテ・ローザに行ったときには出発日がガルのお友達の誕生会と重なっていたので、ジュネーブを出発したのが日没後。当然ながら、イタリア領に入って山道を上る時間帯には真っ暗だったのです。モンテ・ローザスキーリゾートへ出発。でも誕生会のあとでね。
以前、オーストリア国境近くのドロミテに行った時には一日がかりの旅だったから、本当に真っ暗で、怖かったわよねえ。
真っ暗な中、カーナビの指示した道が下り階段だったから慌てて止めたこともあったっけ。
 
PILAには昨年も2月3日・4日の土日を利用して1泊2日で来ましたが、その時はリフトの途中駅の近くで泊まりました。今回はリフトの上、PILAスキーリゾートのど真ん中で泊まる予定なのです。
 
そしてついに、到着!
 
ガル 「ほんとだ~」
ロットは去年、この付近は見ていないのです。そり遊びには付き合わなかったので。
ロット 「ここの建物のはずなんだけど。どこかに車を停めなくちゃ」
ここは広い公共駐車場のそば。幸いスペースが見つかったので車を停めて、ロットは宿のオーナーと連絡を取るため、消えてしまいました。
ソニックとガルは車中で待ちます。
 

 
そして・・・オーナー登場。ちゃきちゃきした感じの女性です。英語はちょっと苦手みたい。
ロットとはむしろフランス語で会話していたようです。(ヴァッレ・ダオスタはフランス語圏でもあります)
 
さて、鍵束を渡してもらい、専用地下駐車場への入り口と、開け方を教わってから、建物の中の案内へ。
まずは、スキー用品をしまっておくロッカールームとスキー場への通用口を教えてもらいます。
 
そしてお部屋へ。
 
ロット 「これは!本当に暮らせる部屋だ。立派だ。」
ソニック 「広いし、一通り揃ってるわね♪」
部屋だけでなく、ベランダも広々していて、日当たりが良いのです。
 
こちらは主寝室。東側に面しています。
 
カーテンを開けてバルコニーに出てみると
 

すぐ目の前を、BABY PILA(初心者用レッスン用コース)のマジックカーペットが通っています。

リフトもよく見えます。

 

リビングのある西側にも広々した、日当たりの良いベランダ。

こちらのベランダからはFUNPARKがよく見えます。

 

 

そしてバスルームには洗濯機。

やったあ!専用洗濯機だ。

 
予約サイトで洗濯機ありと書いてあっても、専用とは限りません。
今までで一番ガッカリだったのは、2011年に泊まったスイスのLeyzanでの「午後6時以降10時までしか使えない共用洗濯機」でした。
午後6時までは、宿の業務用として使うからですって。
 
さて、これから一週間はこの部屋が「我が家」になります。よろしくね。
 
ロット「車を公共駐車場から専用駐車場に移動させて、荷物を運ぼう」
ソニック 「ガルちゃんが留守番できるなら手伝うけど。ガルちゃん、OK?」
ガル「OKよ!テレビ見てる♪」
 
備え付けのテレビにかぶりつきでアニメチャンネルを見ているガル。
 
さあ、さっさと車から荷物を運びましょう。まずは室内用スリッパが欲しいわ。ジュネーブと違って床暖房ではないから。