我が家の流しの排水口が詰まりました。
家にあったスッポンでガコガコやったけどどうにもこうにも流れないので

不動産屋さん経由で業者さん呼んでもらいました。
業者さんはスッポンを携えてやってきて、ガコガコやって、

「だいたい流れました」

と言って帰っていきました。

 

業者さんが帰ってからしばらくして、

浴室の排水口から

水が逆流して洗い場に汚水がたまっているのを発見。
詰まった何かは、そっちへ行った様子。

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しばらくすると水が引くので、

だましだまし節水しながらバスタブの中でシャワーして、
栓を抜いて逃げる。という方式をとりながら、

私は朝から晩まで1日イベントに出かけてました。夫に不動産屋さんへの連絡を頼んで。

夜になって帰宅したら「業者は休みだから来れないって」とな。

 

娘からは「○ラシアンを呼ぶ!困る!!」とせっつかれ、

不動産屋さんに「とにかく見に来てください!」
と強く言ったら、やっぱりスッポンを持って現れた。


1時間くらいガコガコやって、なんとか水位が引いて、

翌日業者を呼びます、とのことだった。
不動産屋さん、大変だな。

 

翌日、業者さんがまたスッポンを持ってやってきて、

浴室をガコガコやって行った。
(結局スッポン以上のことはやってない気がする)

 

いまのところ流れてるけど、


浴室と洗濯機の排水口から逆流した下水臭で、どんよりしている我が家の風呂周り。

 

アルコールで掃除しながら、いろいろな思いがわいてきます。

 

地震や水害で、こんなもんじゃない被害がいま日本にあって、

生活の場の清潔や秩序や安心を損なわれた人たちがいて

いまもまだ、生活が回復してない人たちがいる。

便利さが失われるだけでなく、すごく精神的にダメージがある。

いま私のうちにあるこの何百倍ものダメージを想像しました。

 

ダメージとそれを修復する仕事について、も考えました。

 

詰まる。壊れる。
配管業者さんは、詰まりをとり、

建築業者さんは、壊れた建物をまた作る。

 

私の仕事は

形には見えないけど

気持ちの詰まりをとり、流れるように機能するようにする仕事。
詰まらない、詰まりにくい使い方、
汚水が溢れないような日常のケアを伝えることもその仕事。
スッポンみたいな、ハンディでアナログで電気もいらない道具が「聴く」こと。

使い方にはちょっとコツがある。

 

でも、気をつけてても、

ダメージは

外的な力で突然受けることがある。

理不尽に。

 

そんな時には大掛かりな工事が必要になったり

避難が必要になったりする。

スッポンでどうこうできるレベルではない。

 

建築業者さんも

配管業者さんも

スッポン名人も
どのレベルの担当も必要で、すべてを兼ねる必要もない。

 

私はスッポンを手に、腕を磨きつつ、スッポンの使い手を増やすことを担当します。

 

(あ、実際のスッポンはそんなに上手に使えてません、たぶん)

 

そして、被災地域の1日も早い回復を祈っています。

その途中でも10年後でも、この日の気持ちの詰まりを、

聴ける人がそこらじゅうに居る日、のために、目の前の仕事をします。

 

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