6/11に、性暴力と性虐待を正面から題材にした映画
「月光」が公開される。

公式サイト

この映画、制作段階から応援しています。

過去記事
性暴力・性虐待を描く映画「月光」を応援して観て語ろう

クラウドファンディンクで資金を集め

ポッドキャストで応援し
こちらから、試写の感想トークが聴けます!

ようやく公開を迎えます!!

多くの人に観ていただきたい。
子育てにかかわる人
教育にかかわる人
女性支援にかかわる人
社会に居る人、あ、全部か。

私は女性限定試写会に行ったのですが
支援者の方たちが
「いままで、アタマで理解していたことが
いかに感情をオフにして理解していたかがわかった」

と話されていたのが印象的でした。

映像は、物語は、ダイレクトに疑似体験となって私たちの脳に入りこみます。

だからこそ、観てほしい。

試写でもらったポスターは、地元沼袋のパブ「ケイム」さんに貼ってもらいました!
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こころよく貼ってくださったマスター、奥様、ありがとうございます!

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沼袋駅前 パブ「ケイム」 は16時からやっている素晴らしい地域資源です。
しかも16時~18時はハッピーアワーで、300円のドリンク、フードがたくさんあります。

そういう、街の居場所で、
「性暴力」「性虐待」が、忌むべき社会の「現存する問題」として認識されるのは
重要!重要!

ヘビーで目をそむけたくなる問題
感情をオンにしていては耐えられないから
自動的にオフにしてやりすごしている問題。

映画館に足を運べば、

ストーリーと映像の美しさによって
観客は物語の先へとするする運ばれていく。

性被害に遭った人が

そこへ

運ばれていったように。

恐怖や困惑や吐き気や怒りや深い悲しみと絶望が
次々と私を飲み込んでいく。


私は、被害体験を持つ人はこの映画観るのきついんじゃないかな。
と思っていたけど
実際観た人で、被害体験を持つ人の中には「希望」を感じたという人もいたようです。
(でもしんどい人もいると思うのでそこは本当に慎重に判断してください)

以前、ネットで読んだインタビューで
小児科医の熊谷晋一郎氏が
「希望は、絶望を分かち合うこと」と言ってたのを思い出した。
(インタビューはこちら

誰も同じ体験をしていない孤独
似た体験をしているかもしれない人とつながれない孤独
似た体験をしていない人から目を背けられる孤独
体験を口にできない孤独
口にした時の孤独

この映画の中で
カオリもユウも、手を伸ばす。
つながりを求めて、奇異だったり不器用だったりする発信。
しかし伸ばした手は何度も振り払われる。

映画で描かれるのが「二人」だからこそ
この映画を観続けられたのかもしれない。
「絶望の淵で、二人は出会った」。

最終的に、二人は別々の場所に戻るが、
絶望を共有したこの先には、わずかな希望がある。
二人には、力があると、祈りのような気持で見送った。

さて、映画を観た私たちはどこへ進むことができるのか。
誰かの絶望を分かち合うことができるのか。
自分の絶望から誰かに手を伸ばすことができるのか。

絶望を作り出す装置を、減らしていくことができるのか。



映画「月光」 新宿Ksシネマにて 6/11より公開になります。
ぜひ観てください。

映画「月光」公式サイト

私ももう1回行くので、観て語る映画deダイアログ呼び掛ける予定です
観るだけでなく語ることまでセットにしたい映画です。

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