先日、こちらで呼びかけたとおり

ギャンブル依存の男とその家族を描いた短編映画
「微熱」

を観てきました。

これは

渋谷ユーロスペース全力映画祭

の一環で
「微熱」の上映は明日1月22日 21時~が最終上映となるようです。

短編二本立てで
私が観た日は、風俗嬢と不倫するサラリーマンの話
「トーキョービッチ,アイラブユー」

も観て
その後のアフタートークでは2人の監督と、先輩監督の3人のお話が聞けた。

どちらも重い題材を描いているのだけど
映画というのは
自分が同じことを試さなくても
「実感」を疑似体験できるツールとして優れている。
私は2本とも観てよかった、と思うけれど

先輩監督氏の苦言
「リアリティを追求するだけじゃだめで
どうやってエンターテインするかなんだよ」
というようなことをいわれていた。

「微熱」の小澤監督は
「数年前にもまったく同じ指摘を受けましたね」
と苦笑していたけれど

帰り道、ずっと私はそのことを考えていた。
この映画を観る「意味」はすごくある。
と思って時間を作り、お金を払い、観て、その意味をかみしめて帰る。

でも、人は「意味」より「価値」にお金を払うんだよな~。
自分にとっての価値。
ベネフィット。メリット。

それって、映画そのものを
「ギャンブル依存を描きながらも甘く切ない爽やかなラブストーリー」
とかにする必要は、まったくなくて

むしろ

観た人や
売る人が(創った人々含めて)
もっと価値を伝えていかなきゃいけないんじゃないかなあ。

実際、依存症家族の支援をしている人が
上映会を開催したい、と書かれていた。
こちらのブログです。

無関心だった人に
知って貰う。
理解の土壌、共感やサポートの土台を作る、
そこにすごく意味と価値と可能性のある映画だと思う。

これを観てあらためて

「ねえ、ここから抜け出すにはどうしたらいいんだろう?」

「この子にできることってなんだろう?」

「この妻はどうしたらよかったんだろう?」

そんな話ができたらいいのにと思う。


ちなみに
ギャンブルを一定たしなんできた夫I氏に
「生活費をギャンブルにつぎ込んだことある?」と訊いてみた。

「生活費をギャンブルにつぎ込むんじゃないんだよ。
ギャンブルしないと生活費がない状態なんだよそういう時は」

との答え。

なるほど・・・・・

立ったことのない視点からものを見るのは難しい。
だからこそ、批判より共感。
非難より対話なんだよな。

小さいころに、両親のパチンコについていって、
玉拾いをしてたことを思い出す。
(昔はそんな子供たちが、店内にいた)

うちはギャンブルよりもアルコールのほうが害が大きかったけれど。

そんなの
まったく別世界の話のような気がする人たちに
こういう映画を観てもらうには、どうしたらいいのかな。

明日、もし観に行ける人いたら
観た後で感想語りましょう。連絡ください。

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