昨日観てきた映画「インサイド・ヘッド

レビューをネット上で観ていると、やはり字幕版も見たくなるなあ。

じゃあ吹き替えがよくないかっていうと
大竹しのぶの怪演が素晴らしいので
あれはあれで観どころです!

今回、私は字幕版を観る気まんまんで劇場へ5分前に到着したところ・・・・

「満席です」

夏休みの新宿、レディースデーだもんね!

次の回の吹き替え3Dを観ることになりました。

nikoは
「1回目は絶対吹き替えがいい。
ストーリーもわからないうちに英語で観るとよりわからないから」

と主張。

ごもっともです。
最近nikoの、根拠ある主張は
聞くと感心します。

今日はネタバレ記事書きます。

映画をまだ観てない方は、
観てから読んでね!


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主人公ライリーは
楽しく暮らしていたミネソタから、
サンフランシスコに引っ越します。

友達もいない、ホッケーチームもない、
家は狭くて荷物も行方不明、親は新しい仕事でピリピリ…

最初は家族のだれもそのことに触れず
明るく、ポジティブにふるまっている。

そうすると、さみしさやがっかりや、イライラを表現する場がないんですよね。

私が「ヨロコビ」に感じるウザさは
無理にアゲる感じ、切り替えて・切り替えて・味わわないようにする感じ、
嘘、とりつくろう感じ、暗い話には耳を貸さないでさえぎってくる感じ…

子どもの転校をともなう引っ越しで
多くの親はヨロコビと同じように
切り替えさせよう、ポジティブな面を見せようとすると思うんだけど

カナシミがするように
そこにあるブルーさに一緒に浸ること

その価値が
この映画でもっと一般的になればいいのに、と希望を持ちましたよ。


普段大人のカウンセリングをしていても
人間関係の癖・パターンは
子ども時代に作られていることが多い。

転校やクラス替えや担任の交代、
親友の変化、仲間外れのローテーション…

受け入れるしかない(と思わされている)
感じないようにしてやりすごしていた
カナシミを

大人になってからでも迎えにいってあげると

ふっと自分自身が楽になるのです。

この映画を観て

親子で
失ったものを悼む対話もできるといいなと思います。

子どもに対してそれをするには、
自分自身の過去においてきたカナシミを迎えに行く必要があるかもしれません。

長距離バスの窓に映る、ライリーの無表情に
覚えのある人はきっとたくさんいるよね。

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