エコライフ実践ジャーのイベント
「大人の社会科見学ツアー」に行って参りました！！
区役所から、マイクロバスで出発！
わくわくするね
杉並区のゴミ処理場は、現在老朽化にともなう建て替え中のため、
世田谷の千歳清掃工場へ。
週末でやや混みの道中も、バスの中で、
わかりやすいレクチャー＆質問タイムがあり、
参加者みなさんの関心＆好奇心が盛り上がっていきます。
そうこうするうちに
千歳清掃工場に到着！！
最初にスライドをみて、全体像を知ります。ふむふむ。
それから、現場めぐり。
収集車が次々、集めたゴミをおろしてはまたルートに戻ります。
杉並区、中野区、世田谷区の車を見ましたよ。
細い小路を走るための軽トラもありました！
ドライバーさんは、みなさん、「一発で決める」。
入ってき車両は迷いなく、ぎゅいん、とカーブして、バックして、おろして、ＧＯ．
ものの1分くらいで、発車します。
みとれます。
ごみをつかむ巨大なＵＦＯキャッチャーの実物大は、こ～んなです。
メカ萌えの人は盛り上がることでしょう！
で、ごみをわしっとつかんで、混ぜてます。
例えば植木の剪定したゴミとかが、ひとところに固まってると、
燃えにくいから均等に、ほぐしていきます。
そして、掴んでは炉へ運びます。
無人運転でも動いていますが、人が操作するともっと早いとか。
3歳の参加者さんも、覗き込んでいます。
素朴な疑問
「あそこに、蟻さんがいたらどうなるんだろう！」
ほんとだね！どうなるんだろうね！？
ＳＦチックな制御室。
ゴミの燃焼で出た電力が表示されていました。
隣接した温水プールや、この施設自体の電力に使われ、
残りは電力会社に買い取ってもらうそうです。
巨大クレーンでほぐしていたゴミの集積室の空気は密閉されていて、
その空気を、焼却炉へ送って、燃焼のために使うそうです。
すると、800度の高温で匂いの成分も焼ける！
なんかもういろいろなシステムに感動しっぱなしです。
焼却炉は365日24時間稼働しています。
収集の休みの日も誰かが見守り、ゴミを燃やし続けていてくれる。
焼却炉の故障があれば、23区内の他の焼却炉へ運ばれる。
灰を運ぶための車。
灰を使った道路の原料もみました。
（でも、リサイクルするためのコストがとてもかかりすぎるそうです）
灰を埋める東京湾の埋め立て地は、あと50年でいっぱいになるそうです。
50年後、私たちもまだ生きているかもしれないし、
子どもたちはめっちゃ生活者としてここに居るでしょう。
その時、灰をどうするのか。
それまでにどんな解決策が発明がなされるのかなされないのか・・・・
次の見学先へ向かうバスの中で
そんな話題になりました。
次に向かったのは
ペットボトルのリサイクル事業、不燃ごみ、粗大ごみの分別ステーションになっている栄和清運株式会社様へ。
ペットボトルの、ラベルはがし、キャップはずしの
手作業！！
を見学しましたよ・・・・
ええ、そのまま出したこと、何度もあります・・・
ごめんなさい。。。。。。
それから、粗大ごみも
手分別！！
ふとん、電化製品、たんす・・・・
人が、運んで分類していました。。。。
それから、不燃ごみは
人が、腰かけて、1袋ずつごみ袋を手であけて、
手分別！！！！
電球、金属、ライター、カセットボンベ、電池・・・・
それぞれの箱に分類していきます。
・・・・・見ることのインパクトは大きいです。
ペットボトルのふたを、持ちかえずにひとひねりであける流れ作業。
「最初に入った人は1週間くらいで、腱鞘炎になったりします。
でも1ヵ月もすると慣れます。」
不燃ごみの袋を開ける時に、
カミソリの刃で手を切る。
ペットボトルの中に注射針を捨ててあると
ロット全体が廃棄になる。
ひとりの、どうでもいいや、の気持ちが大きな影響を与える。
出したゴミの先に、働く人たちがいる。
帰りのバスでも、
「子どもたちにも、伝えていかなきゃ」
「うちから出たごみが、あそこにいくんだ、と思うともっと考えようと思う。
買うことから、ごみにならない買い物をしたい」
との声が印象的でした。
集合写真を撮るの忘れてました。
区役所で解散した後、ファミレスでごはん！
ごみ問題・・・・
深いです。
貴重な体験ができた1日でした。
杉並区さん、栄和清運さん、ほっくるさんはじめ
参加者のみなさん、イイねやシェアで応援してくださっているみなさん、
チラシ配布にご協力くださったみなさん、
このプロジェクトに関わってくださったみなみなさまに感謝！いたします。
引き続き、実践ジャーは仲間を募集しておりますよ！
どこからでも参加できます！お待ちしてます♪
はちさんとすかーなさんのゆるベジランチもお楽しみ♪♪