こんにちは。医療福祉のセントスタッフ
、片山直樹です。
きょうは、介護保険制度
について少し書かせてもらいます。
「介護保険」という言葉は新聞やテレビなどで目にしますが、実は家族や自分自身が利用するまで詳しくは知らなかったという方が非常に多いんです。
先日も、介護保険って何?って全く知らない人に出会ってビックリでした!
でも冷静になって考えると、福祉医療の世界にいる私たちにはものすごく当たり前のことでも、
若い人たちにとっては自分にはまだまだ関係ないって思うし、身近なことではないですよね。
だから、基本的なことをわかりやすく説明したら、興味をもってもらえるのかな~と淡い期待も込めて…今回はブログに書きたいと思います。
介護保険は、年々深刻化する介護問題を解決するため、2000年4月にスタートしました。
40歳以上の人を対象とした強制保険ですが、会社勤めをしていると給与から自動的に天引きされるので、介護保険を払っているという実感は薄いかもしれません。
財源は、国・都道府県・市町村(東京23区の特別区を含む)の負担金と、被保険者が支払っている保険料でまかなっています。
介護サービスは、保険を払っていればだれでも受けられるというものではありません。
①まず住んでいる市町村に「要介護」認定の申請を行います。
②市町村の調査員が介護の度合いを調べ、「要介護1~5」「要支援1、2」「自立(非該当」に分けて認定を通知します。
③どんなサービスをどのくらい利用するかをケアマネージャーと話し合い、ケアプランを作成後、市町村に提出します。
④ケアプランにあわせて、介護事業者を選び、サービスを利用します。
⑤介護サービスは利用者の負担は費用の1割、残り9割は介護保険でまかないます。
介護保険の導入部分を、基本的に簡単にまとめました。
もっと書きたいのですが、長くなりそうなので…また改めて。
実は、セントスタッフの来春入社予定の新入社員研修用にも、おさらいを兼ねて基本的な資料をただいま作成中です。