【動画】 中国伝統工芸品“鼻烟壶” | 中国語上達への道トレーナーのブログ

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大家好!

 

中国語上達トレーナーのむうさんです。

 

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北京は朝晩の寒さが増し、

紅葉の季節になりましたよ。

来月ともなれば、“暖气”という

セントラルヒーターが入り、

建物内が暖かくなります。

 

さて今回は、

中国の伝統工芸の一つ、

“鼻烟壶”に描かれる絵あるいは、

書などがどのようにして

描かれるのかをお見せします。

 

現在では、“鼻烟壶”に絵を描ける

“师傅”は非常に少なくなり、

小学校に出向いて講座を開き、

中国文化を知ってもらうきっかけを

作っている、とのことでした。

 

“鼻烟”は嗅ぎタバコのことで、

清代に中国で流行りました。

この“鼻烟”を入れる容器が

“鼻烟壶”です。

 

大きさはほぼ片手の手のひらに

のるくらいのサイズ。

 

そんな小さな容器の中に

先の細い絵筆を入れて内側から

絵を描きます。

書の場合も同様。

いまでは、その素晴らしさに

贈答品や飾り物にも用いられています。

 

こちらの“王师傅”はお父上も

このお仕事をされているとのこと。

筆を持つ手が少し震えただけで

失敗、とおっしゃってます。

 

非常に時間のかかる、細かい作業

であるのは見て分かりますね。

撮影はご本人の許可を得ています。

中国文化を多くの人に

知ってもらいたいという

気持ちが伝わってきました。

 

こちら北京の王府井工芸美術ビル

では、うまくいけば、制作者から

直々に説明をしてもらえる

ことがあります。

 

“鼻烟壶”やその他中国の工芸品に

ご興味のある方は足を運んでみる

ことをおすすめしますよ。

 

【場所】

 北京の地下鉄「王府井」駅から

地上に上がると目の前がこのビル。

 

 

 

撮影、編集:むうさん