これからも私の中の心震える作品 | 中国語上達への道トレーナーのブログ

中国語上達への道トレーナーのブログ

深圳からむうさんがピンイン重視の発音レッスンをおこなってます!
中国語を学ぶことで人生を倍々楽しもう❗️
让我们一步一脚印地踏踏实实地走过人生的每一步,
在人生的大舞台上纵横驰骋,奋斗百年吧!




🐼🐼🐼


大家好!

中国語上達への道トレーナーの
むうさんです。

観に行ってきましたよ〜〜。

映画「ラストエンペラー」。

今回大画面で観たもんだから、
細部に気をつけていたら、

長いこと中国映画界を支えてきた陳凱歌監督を

画面上に見つけてしまった!


溥儀が外の世界をどうしても見たいと
紫禁城の外に出ようとするんだけど
それを阻止する門兵のリーダーを
演じていたのが若き日の監督でした!

とまあ、色々とありました。

今回初めて意気込んで

映画館の一番前の席を陣取ったのだけど、

正面から大音量の音がドーンドーンと

身体を圧迫してきたよ。

怖いくらいのアツ。


映画は真ん中の席くらいがいいのかなと思ったよ。

でもね、おかげで
映画のシーンでは大切な音や
そのシーンに合わせた音楽が
堪能できたのは間違いない。


溥儀が3歳で即位したときの式典に
響く指揮の声。
そして吹く風の音。
西太后死去の際にラマ僧たちが
踊りを踊るときのラマ教の楽器の音。
溥儀が中国建国後に入れられた

思想改造をする為の牢獄での

細かな音など。



それにしても凄かった。

なんといっても重厚だ。



前編英語であることだけが

悔やまれてならないが、

(中国語だったらな)

それでも良いのだ。


まだ初々しい坂本龍一氏もいい。
甘粕という人物をよく表している。


1987年に上映された映画なので、

当時からしたら、まだたった50年くらい前に

映画で描いていることが実際の歴史の中で

行われてきたわけで。


それが当時一人の女子高校生(わたくしです)

の心を強く揺さぶったのだよな。

このことをもっと知りたい。


想いは大学で中国語を学ぶことに繋がる。



映画挿入歌の話。

坂本龍一氏の音楽がさらに

この作品を濃厚なものにしている。

中国伝統楽器の二胡の響きを

入れた中国情緒が感じられる曲で

映画が始まるところなんか

毎回胸が高揚してしまう。


あの辛い歴史を

音楽で表せるなんて凄い。



帰宅後、

NHKプラスでやっていた

最近の氏がピアノ演奏をしている番組も観た。



年月が経ったことをとても感じた。

力を振り絞ってまだまだ素敵な曲を

届けて欲しいと切に願う。




あー、観終わったばかりなのに、

もうまた映画館で観たいと考えている。


そうなったら、
今度は真ん中の席にするよ。


追記:1月19日まで新宿武蔵野館で上映。