大家好!
中国語上達への道トレーナーの鈴木律子です。
突然ですが、子供の頃からものまね番組を見るのが大好き。
コロッケさん、清水アキラさん、ビジーフォーさん、栗田貫一さんの
四人の方(グループ含む)がものまね四天王として君臨していた頃、
毎回欠かさず彼らが出るものまね番組を食い入るように見ていました。
自分自身も薬師丸ひろ子さん、松田聖子さん、中森明菜さんの歌を
人前で披露したりと、ものまねすることも好きでしたね。
いまもそうですが、何かが流行るとそれを真似したくなる気持ちは
時代が変わっても国が違っていても変わらないのだと思います。
北京にいたころ日本のテレビを見ることができるシステムを入れていなかった私は
仕事ばかりの生活を送っていました。
そこに、突如として中国のものまね番組が「湖南卫视(湖南省の衛星テレビ局)」現れました。
番組名は『百变大咖秀』(仮装ものまねバラエティショー)。
それが2012年のこと。
現地で大人気の何炅(男性)と谢娜(女性)が司会。
そして贾玲,王祖蓝,大张伟,白凯南,沈凌など芸達者な面々が毎回ものまねで
笑わせてくれました。
中国のモノマネ番組を見ることはそのとき初めてで非常に新鮮で、とにかく面白い。
(本当にくだらないものもあったりしますが)
仕事ばかりの生活にひと時の潤いを与えてくれたのです。
ものまねの仕方は、歌を歌ったり、コントを交えたりと日本と変わらないのですが、
司会者にしろ、審査員にしろ、ものまねの表現方法にしろ、言葉をたくみに使った
面白さが加わり、楽しみながら中国語が勉強できるとても良い教科書でもありました。
ただ、そんな楽しかった番組も2年ほどで突然終わってしまいます。
だんだんと『百变大咖秀』を記憶の奥に仕舞い込んでいたところ。。。
今年の春節前、また突如としてこの番組が始まりました。
『百变大咖秀2021』として。
そのことを知ったのが、ちょうどいまから1週間前ほど。
慌てて見始めました。7年の時を超え、再び聞くあのテーマ曲、そして全然変わらない出演者。
嬉しくて涙が出そうになりました。
途中でのご本人登場(日本でもやりますね)で1回目はなんと王力宏(ワン・リーホン)さんが登場しました。
王力宏さんは全然変わりない姿でパフォーマンスはパーフェクト。
登場する方も以前よりパワーアップしている感じでした。
それから以前と少し異なるのは、協賛する会社の宣伝が番組のそこここにするするっと
入れられているところです。ある人はものまねをしながら商品宣伝するようなことが毎回あり、
こういうところは日本には無いところだと思います。
他の中国の人気番組『歌手(番組名が色々変わっています)』もこういう宣伝手法を取りますね。
ところで、『百变大咖秀2021』を見始めて、大変な事に気づきました。
ものまねされているその人物が誰なのか分からないことが多くなったことです。
中国にいないので、人気のアイドルやグループなどが全然分からない。
北京を離れて3年近く。すごい勢いで変わっていく業界ですから当たり前ですよね。
いまは毎回の番組を見ながら、携帯でチェックするという忙しい作業が同時に必要になりました。
中国のお笑いに興味があれば、ご覧になることをお勧めします。
はじめは何がなんだか分からないかもしれませんが、現地のお笑いや流行っているものがわかります。
画面の下に中国語の字幕がついていますので安心です。
何度も言いますが、何より楽しく中国語を勉強することができますよ。
本日も素敵な1日となりますように。
今天就到这里,下次再见