とっても良かったんですよ!
ここで普通は、演目紹介 or 批評と流れていくんでしょうが・・・
知識も経験も無いわたし、そんなものは到底ムリ、と。
だから、少しおかしな流れにします。
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開演はお昼の三時。わたしはとても、眠かったんです。
視界は白くケムリがかかり・・・脳はゆらゆら、ゆらゆらと。
奥さんには事前に、「ごめん寝るかも」ゲロしておきます。
いやー、酒のチカラって、やっぱりすごいものですね。

辺りはサッと暗くなり、始まりました交響曲。
音が登れば意識が細り・・・音が下れば意識は鈍る。
音量上がれば意識が弱り・・・音量下がれば意識は消える。
わたしはもはや、消えてなくなるところです。
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そこに鳴ったヴァイオリン。それは何とも、高らかに。
そこに混じったトランペット。それは何とも、誇らしく。
見事な調和を、感じたような気がしました。
そして・・・そんな調和に呼応して、わたしの視界が澄むのです。
ケムリがさっばり払われて、わたしの視界は澄んだのです。
視界が澄んで、音も澄む。
ただの音のカタマリが、蛇が絡んだ球へと変わる。
やがては蛇が放たれて、目から耳から鼻から迫る。
そして髄まで、侵して絡む・・・それはあたかも、酒を次々浴びるがごとく。

視覚と聴覚、そんな境がなくなって・・・音を目で聴き、耳で見ている。
あれはうつつか、幻か――そんな不思議な二時間でした。
いやー、酒のチカラって、やっぱりすごいものですね。
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観客って、感じる努力が要りますね。
あと、二枚目の写真は元はラーメン、丸いのはネギです。
そんな話だったでしょうか。




