泥酔上等 ~酔っぱらいの思考回路~ -9ページ目

泥酔上等 ~酔っぱらいの思考回路~

学問やビジネスの外であっても、思索は決して欠かせぬもの。
けれどもそこは、スポットライトが当たらぬところ。
ここはかなしい・・・そんな思索の、供養の場。

先日、クラシックのコンサートに行きました。
とっても良かったんですよ!

ここで普通は、演目紹介 or 批評と流れていくんでしょうが・・・
知識も経験も無いわたし、そんなものは到底ムリ、と。
だから、少しおかしな流れにします。

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開演はお昼の三時。わたしはとても、眠かったんです。
視界は白くケムリがかかり・・・脳はゆらゆら、ゆらゆらと。
奥さんには事前に、「ごめん寝るかも」ゲロしておきます。
いやー、酒のチカラって、やっぱりすごいものですね。

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辺りはサッと暗くなり、始まりました交響曲。
音が登れば意識が細り・・・音が下れば意識は鈍る。
音量上がれば意識が弱り・・・音量下がれば意識は消える。

わたしはもはや、消えてなくなるところです。

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そこに鳴ったヴァイオリン。それは何とも、高らかに。
そこに混じったトランペット。それは何とも、誇らしく。
見事な調和を、感じたような気がしました。

そして・・・そんな調和に呼応して、わたしの視界が澄むのです。
ケムリがさっばり払われて、わたしの視界は澄んだのです。

視界が澄んで、音も澄む。
ただの音のカタマリが、蛇が絡んだ球へと変わる。
やがては蛇が放たれて、目から耳から鼻から迫る。
そして髄まで、侵して絡む・・・それはあたかも、酒を次々浴びるがごとく。

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視覚と聴覚、そんな境がなくなって・・・音を目で聴き、耳で見ている。
あれはうつつか、幻か――そんな不思議な二時間でした。
いやー、酒のチカラって、やっぱりすごいものですね。

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観客って、感じる努力が要りますね。
あと、二枚目の写真は元はラーメン、丸いのはネギです。
そんな話だったでしょうか。

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あれは昨晩、十一時。
行き交う救急車の音に、「やっぱり東京、やかましい」。
そんなことを感じつつ・・・わたしは風呂におりました。

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そこに父から電話です。大阪の祖母のところから。
祖母が「声を聞きたい」と・・・さっそく替わってもらいます。

祖母  「元気か」
わたし 「忙しいですが、総じて楽しくやってます」
祖母  「そうか」
わたし 「足や耳の調子、どうですか」
祖母  「よくならんねえ」
わたし 「お元気ですか」
祖母  「よく聞こえんで・・・医者の話も、よく聞こえない。おやじさんから聞くといい」
わたし 「でも、声には元気があるようで」
祖母  「ありがとうね」
わたし 「じきまた行きます。お元気で」

その後、また父が電話口に。
ボソッと一言、「急性白血病、体の各所に腫瘍あり」

「察することすら、できぬとは」――後悔は、切った電話へ流れ込む。

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わたしには、死別自体を悔やんだ記憶がありません。
ただ、わたしの未熟、それがつくった苦痛に失望、悲嘆に憤慨・・・
宿したままで相手が逝くのが、とてもとても苦しいのです。

幸い、多少の時間はあるようです。
未熟な孫にも、幸い、多少の時間があるようです。

ココロで聴けぬは、未熟のあかし。
そんな話だったでしょうか。

ピグみたいな「アバター」に商品を体験させることで、ユーザーに売り込みをかける。
おもしろい試みですが・・・ユーザーは実商品を手にしないわけで、難しそうにも聞こえます。
※アバター : インターネットコミュニティで用いられる、「自分の分身となるキャラクター」(Wikipediaより)

例をひとつ、先日ピグで見つけました。
アトリックスというハンドクリームが、ゲーム内のアイテムになってます。

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さっそく体験。まず手に取って・・・

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目をつむるほど味わって・・・

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うまい!

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(ハンドクリーム使用時の表情とは思えないので、ぜんぶ酒で代弁しておきました)

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現状のアバターキャラの、動作や表情の描写の細かさ・・・
実商品の「使用方法」「使用後の感覚」を、ユーザーに説明できるレベルなのかもしれません。

ちょっと考えただけでも・・・活用できる商材は他にもありそうです。
「作り方難しいカップヌードル」 (袋がたくさん入ってるやつ。3分待つの? 激辛だと食後の表情おもろい)
「玉付オールドパー」 (酒飲みにしかわかりませんね・・・開封方法に悩むウイスキーがあるんです)
「眠りグスリ」 (即効性のものがよい。薬事法違反)

変なのばっかですね。そんなことはおいといて・・・
サイバー空間に、リアルの感覚つくり出す――なんだか夢が広がります。

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部屋見せるなら、片付けろ。
そんな話だったでしょうか。