北海道ツー’23/3日目 ④ | 酒とバイクとのんだくれ

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北海道ツー’23/8月13日(日)~20日(日)


■3日目/8月16日(水)晴れのち曇り

始[来運 水の学校] 

↓[さくらの滝]

↓[清里宇宙展望台]

↓[斜里グリーン温泉]

↓[道の駅しゃり]

↓[知床くまうし]

↓[旧斜里町立図書館]

終[来運 水の学校] 

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朝4時半頃

ふと目が覚めるが少し早いので二度寝する。

 

朝5時半過ぎ

また目が覚めたのでもう起きよう。

4時半に目覚めた時は起きてる人はいなかったが、5時を過ぎると早出のライダーが数人出発の準備をしていた。

この日はちょっと迷っていた。

キャンプ場を移動するか、連泊するか。

今朝はこんなにいい天気なのに、天気予報と雨雲レーダーではこの日は全道広い範囲で天気が崩れる。

予報通り斜里・網走・紋別あたりは曇り〜それほど酷くない雨の予報だが局地的な雷雨が発生するかも?みたいな天気だ。

買っておいた朝飯食べつつ、ベースはそのままに出かける準備をしてみる。

そうだ、とりあえずは知床峠再チャレンジしてみよう。

もしかしたら晴れてるかも?

防寒上着や日帰り温泉の準備をして7時半前、キャンプ場を出発した。

 

キャンプ場から北東へしばらく走り、景色の開けた道路に出ると遠目に知床半島が見えてきた。

半島は白いものに包まれている。

あ、こりゃだめだ。

峠は視界0の真っ白かも。

全道天気悪いってのに知床だけ晴れてるわけないか。ただでさえ他が晴れてても白い所なのに。

うーむ、そんじゃ今日はどうしよう。

あ、そうだ、この前行き損ねた所あったんだ。

ということで南西に向かう。

途中、昨晩の大量アルコール摂取で水分不足な体にセイコマで水分補給しつつ、30分ちょいバイクを走らせた。

南の空は暗く重い雲が広がり、遠目にも雨が降ってるのが分かった。

今日はやっぱりこの辺だけ天気いいのかな。

 

8時過ぎ

「さくらの滝」に到着。サクラマスの遡上が見られる小さな滝があるらしい。

以前もこの近くを通りかかったのになぜかスルーしてしまった。

広い砂利の駐車場には車もバイクも一台もおらず、ヒグマ注意の看板があったのでちょっと不安になる。

今回登山目的もあったので熊スプレー持ってきたのに、今日に限ってテントに忘れてしまった。

駐車場から滝はすぐそば。

遡上とか見たことないので半信半疑だったが、ほんとにマスがぴょんぴょん跳ねてた。

結構勢いある滝だが登れるマスはいるんだろうか。

結局さくらの滝を出るまで訪れる人は誰もいなかった。クマも来なかった。

シールドにポツっと一粒、雨が落ちてきた。

とりあえずキャンプ場に戻ろう。

戻り途中に「清里宇宙展望台」にも寄ってみる。

遠くの山の様子を確かめに来た。

山は白いものに包まれ、さらにその山の向こうからでかい雲が乗り越えようとしている。

斜里岳にも雲がかかり、知床も真っ白だった。

海の方は青空。

摩周湖方面も暗い雲。

今日は斜里から出られないなぁ。

 

9時頃

キャンプ場に戻ると昨日一緒に飲んでたメンバー4人がみんな起きてきてた。

1人は地元(札幌)に帰るというので帰り支度を、ほかはまだ連泊中なのでくつろぎ中。

私はどうしようか。

この後に及んでまだ悩んでたが、雨雲レーダー見てみると真っ赤な雨雲が斜里町を囲むように点在してたので今日は動かないことにした。

札幌帰りを見送り、他の人たちとしばらく他愛無い話をしていた。

そのうち1人は隣の網走に行ってくるとキャンプ場を出発していった。

1人のにーさんは昼寝、もう1人のにーさんは用事があるのでしばらくどこかへ。

にーさんの用事が済んだら3人で出かけようとなった。

 

なんでも無い時間があったのでなんとなしに取れなかったフェリーのサイトを見てみた。

復路で取ってるのは津軽海峡フェリーの18日深夜24:30の函館〜青森便。

本来取りたかったのは新日本海フェリーの19日17:00の小樽〜新潟便。

空いてないかなーと全く期待せずサイトを見てみたら、ひとつ空席出てた。

あれ?マジで?

直前キャンセルで空きが出ることはよくあるけど、今回は全然アテにしてなかっただけにびっくりしたし、ラッキーだった。

急いでチケット購入手続きを取り、無事19日の便で帰れることになった。

おかげで北海道滞在が1日伸びた。

津軽海峡で帰り、青森観光しながら途中どこかで一泊を予定してたが天気予報が悪い方向に変わってたのでちょうどよかった。

青森はまた次の機会にとっておこう。

 

用事に出てたにーさんが帰ってきたので3人で温泉行くことに。

温泉は前日私が行った「斜里グリーン温泉」へ。

2人はずっとキャンプ場のシャワーだけだったので久しぶりに風呂に入りたかったらしい。

昼間の温泉はほぼ地元のおばーちゃんばかり。

お湯が熱くて長風呂はできなかった。

 

温泉後に「道の駅しゃり」へ。

道の駅だが休憩スペースも売店もなく、展示場的な所みたいだった。

ねぷたの山車と、動物写真が飾られてたくらい。

時間は12半頃、道の駅すぐ隣にあった「知床くまうし」で昼飯。

豚丼いただきます。

なんだか久しぶりにまともな昼ご飯食べた気がする。

移動日は酒のつまみ、1日目はソフトクリーム2個、2日目はホッケフライバーガー。

3日目の今日はご飯と味噌汁。

1人じゃないとちゃんとしたご飯が食べられる。

この「くまうし」ってお店、弟子屈に本店があり支店に札幌と斜里があるみたい。

 

満腹になったのでその足で「旧斜里町立図書館」へ。

「葦の芸術原野祭」ってのをそこでやってるから行ってみようとにーさんが。

何があるんですか?と聞くと、分かんないと言われた。

温泉の休憩所にもポスターが貼ってあったが、前から気にはなってたらしい。

 

図書館で受付(無料)、館内には自然のものを生かした?いろんなオブジェの展示物。

古い音響機器や斜里町の古い写真の展示。

そのほか芸術色の強いものが多く、解るものと解らないものがたくさんあった。

図書館のあとはスーパーで買い出し、キャンプ場へ戻った。

午後から雨予報だったが、帰りに一瞬パラついた程度でほとんど降らなかったに近い。

夕方前には網走行ってた1人も帰ってきたが、網走も雨はぱらつく程度で大丈夫だったらしい。

 

夜は昨日のメンバーに加え、キャンプ場を訪れた数人交えての呑み会。

珍しい焼酎を持ってきた人が振る舞ってくれたので、水割りするため来運神社に水汲みに一旦宴から抜ける。

夜の神社は誰もいなくていい感じだ。

飲み会の輪に戻り、この日はかなりちゃんぽんした。

■8月16日 走行距離 58km