北海道ツー’23/2日目 ③ | 酒とバイクとのんだくれ

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北海道ツー’23/8月13日(日)~20日(日)


■2日目/8月15日(火)晴れ

始[ライハ]

↓[阿寒神社]

↓[細岡展望台]

↓[多和平展望台]

↓[道の駅 知床・らうす]

↓[知床展望台]

↓[天に続く道]

↓[来運神社]

↓[斜里グリーン温泉]

終[来運 水の学校] 

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朝5時半ころ

自然と目が覚めたがなんだか眠い。

誰もいない部屋でしばらくぼーっと起きてたら他にも何人か起きてきた。

食欲はあまりなかったが買っておいた朝飯を押し込むように口に入れ、食べながら荷物をまとめる。

昨日から天気を見ていたがこの日はどこも晴れ、だが明日は全道的に雨予報。

明日の天気の中でも斜里・網走・紋別あたりが雨から逃れられそうなので今日はその方面へ向かうルートで走ることにした。

 

朝7時頃

ライダーハウスを出発。昨晩一緒に飲んだ仲間たちが見送ってくれた。

まずは池田町から東へ1時間ほど走る。

この日の朝は涼しく、走ってたら寒くなりそうだったのである程度しっかり着込んでおいた。

 

朝8時頃

釧路の阿寒町にある「阿寒神社」に到着。

通り道だったので寄ってみた。

朝一だったが1組の老夫婦もお参り来てた。

神社でいつも願うは無事故無違反。

阿寒神社を後にしてさらに東へ走る。

 

9時過ぎ

以前来たこともある「釧路市湿原展望台」の反対側?東に位置する「細岡展望台」へ。

展望台への道は途中未舗装もあるが、多少の砂利と固く締まった地面だったのでバイクでも問題なかった。

雨竜沼もそんな道路だったら行けたのに…。

展望台すぐそばまでバイクで行けるらしいが手前に大きな駐車場があったのでそこに駐車。

駐車場から徒歩で約10分ほど歩く。

道の途中にある看板曲がると展望台へ。

釧路湿原見るのは6年前に初めて北海道来て以来。

こっちからの景色もなかなか。雄大って言葉が合う。

写真には撮れなかったが川にカヌーが浮かんでるのが見えた。ああいうのにも乗ってみたいな。

あまり有名な場所ではないと思っていたが、多くはないが展望台を訪れる人が途切れることはなかった。

湿原から再び出発し、今度は北へ走る。

通り道にあったシラルトロ湖は緑の藻?が湖全体に浮かんで一面緑な湖。

この辺の展望台にも寄っていこうと思ってたのに忘れてた。

次の機会に取っておこう。

 

その後も森を切り開いた道路をボーっと走っていた。

するとほんとに突然だった。

50m?程先の左の路肩からエゾ鹿がヒョコっと体半分姿を現し、のそっと道路に出てきた。

そして目が合った。

鹿はもう目前。

あ、これぶつかる。

と思った瞬間、マンガみたいに足をバタバタしながら道路を横切り反対側の森へと消えていった。

ほんとに鹿と衝突するかと思った。

ビックリするくらい心臓がドキドキして、一瞬の出来事だったはずなのに何秒もあるように感じた。

あと1〜2秒、早く走ってたら衝突してたかも。

鹿も群れじゃなくて一頭だから助かった。

それにしても、突然の状況では自分は何もできないのだと知った。

ブレーキかけることもできなかった。

早朝とは言えない時間だったがやはり森の道は気をつけなければ。

スピードも気をつけなければ…。

 

10:45

細岡展望台から50分ちょい、「多和平展望台」に到着。

釧路は天気よかったのに北に来たらちょっと雲が広がっている。

開陽台に近いこの展望台にも一度来てみたかった。

”たわだいら”と読むのにずっと”たわへい"と読んでた。最近知った。

キャンプ場も併設されてて、来た時には3〜4張のテントが立ってた。

遠くまで牧場が広がる。

遠目に牛の群れが。

もうちょいすっきり晴れてくれたら嬉しかったな。

けど開陽台より好きかもしれない。人が少ないから…。

バイクに戻ろう。

多和平からさらに北東へ。次の目的地の知床峠に向かう。

天気予報では晴れ?曇り?みたいな微妙な天気の知床。

以前来た時みたいにまた晴れてたらいいなと密かに希望を抱いて走っていたのだが。

前方の空を覆う暗く重たそうな雲が全然晴れてくれない。

いや、この辺曇ってるだけでもう少し走ったら青空見えてくるかも。

なんて事考えてたらいつの間にか峠入り口の「道の駅知床・らうす」に到着。

ここで晴れてないから峠も曇りかな。

晴れてなくてもお盆のためか道の駅は車とバイクでいっぱいだった。

時間は12時半頃、お腹空いてたのでホッケフライバーガーいただきます。

峠行く前に一枚着込み、ネックウォーマーも身に着ける。

ここに来るまでで既に肌寒かったので峠はもっと寒いだろう。

道の駅を出発して峠へ。

しばらくは車もおらず、曇りではあるが羅臼側からの上り坂は気持ちのいいコーナーが続くので景色なくても普通に楽しめた。

というか道路しか見てなかった。

ら、やがて視界が真っ白になってきた。

雨は降ってないが雲の中?にいるみたいなのでシールドに細かい水滴が着いて視界が悪い。

知床峠はステキに真っ白。なんも見えねぇ。

おまけに風も強く、スタンド立てずに停車してたらあおられてコケそうになる。

寒いしさっさと峠を抜けよう。

ウトロ側に出ると急に?いい天気。さっきまでの真っ白はどこいった。

知床峠の天気は羅臼側の天気で分かるのかな?

知床ついでに「天に続く道」

スタート地点は撮影待ちの行列あったので少し降りたところから。

まっすぐな道は見るのはいいが走るのは大変だ。

斜里の街まで降りて、今日はもうキャンプ場方面へ走る。

 

14時半ころ

斜里の町から15分くらいの「来運神社」

存在は知ってたが来たことなかった。

駐車場には車何台か止まってたが、全部地元の車。

ここには水汲みに来た人たちばかりだった。

入り口の鳥居をくぐると小さな橋と、さらに鳥居。

足元が少々不安になる橋を渡りさらに奥へ進むと緑の道。

突き当たりに小さな社が。

ここでも無事故無違反をお参り。無事帰れますように。…鹿に遭いませんように。

 

14時半過ぎ

いつもよりは少し時間は早いが、「来運水の学校」キャンプ場へ。

温泉に行きたいので今日はさっさとベースを作ってしまおう。

北海道でいつも会うにーさんがいるが、そのキャンプ場にいるというので合流することになった。

にーさんとは初めて北海道に来た時に会ってからの付き合いなのでもう6年目。

今では気心知れたいいバイク仲間になってくれた。

 

キャンプ場に着くとにーさんと1年ぶりの再会。

今年も会いましたねーと挨拶。

懐かし話をしながらテントを張り、温泉と買い出しに行きたかったので一旦キャンプ場を後にした。

 

キャンプ場から斜里の町までは10分ちょっと。

温泉は「斜里グリーン温泉」へ。昭和の香りのするお風呂だった(いい意味で)。

その後給油と買い出しをしてキャンプ場へ戻ると、連泊中のにーさんの知り合い数人交えて一緒に飲むことになった。

私はいつもの日本酒・男山、それに持ち寄りのワイン。

焚き火とかしてたがいつの間にか夜が過ぎてた。

■8月15日 走行距離 394km