北海道ツー’22/8月12日(金)〜21日(日)
■1日目/8月13日(土)晴れ
始[小樽フェリーターミナル(4:30着)]
↓[滝の上公園]
↓[道の駅 夕張メロード]
↓[清水円山展望台]
↓[帯広競馬場]
↓[音更神社(おとふけ)]
↓[駒場 白樺並木]
↓[道の駅おとふけ なつぞらのふる里]
終[ライハ]
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朝3時
目覚ましが鳴る前に起きたが、眠くて1時間ほど二度寝する。
朝4時
自分のベッドから抜け出ると乗客たちの出発準備で船内賑やかになっていた。
ノソノソと着替えや荷物を纏めていると、船内アナウンスで小樽に到着と。
バイクの下船は最後になるので慌てず朝飯のおにぎりとしじみの味噌汁をとる。
天気を見ると小樽は晴れ。
1日目のルートは少し迷ったものの次の日の天気を考えキャンプはやめ、東にある知り合いと待ち合わせてるライハ方向へ走ることにした。
やがてバイク下船準備できますーとアナウンスがあった。
ゾロゾロとライダーが歩いていくのを見ながら食べていたら、昨日ジンギスカンをご馳走になった髭さんが挨拶して去って行った。
朝5時過ぎ、フェリー下船。
まずは南へ走る。
1時間ほど走ったところに寄ってみたいところがあるのでそこへ向かう。
朝日が眩しすぎるくらいいい天気で、気温もそこまで低くもない。
山間の道を快走。
が、寄ろうと思っていたポイントを大幅に過ぎてしまっていた。
気づいた頃には引き返すのも面倒な距離になっていたので今回はスルーすることに。
やがて支笏湖を臨む道路に出るが交通量は少ない。
で、苫小牧まで来てしまった。
朝の7時ごろ。苫小牧の街は霧?で辺りが真っ白だった。
雨は降ってはいないが走ってると水滴がついてくる。
ここまで2時間ほど。
朝飯が早かったので休憩がてらコンビニで2回目の朝メシをとりつつルート確認。
次の目的地はちゃんとスルーせずに止まろう。
苫小牧から北東へ1時間弱。
「滝の上公園」に到着。
名前通り滝があるらしい。
普通っぽい公園なので駐車場に車一台しかいなかった。
今回の北海道は「マイナーっぽい場所を周ろう!」と勝手にテーマを決めてきた。(そうじゃない所も周るけど)
駐車場から歩いてすぐ、赤い橋がありそこから滝が臨めた。
前日からの大雨で濁流だ。多分通常は清流なのかもしれない。
公園内、距離はそれ程ないけど遊歩道が整備されてるので歩いてみる。
渡ってきた赤い橋の下に木道。
赤い橋の奥にある吊り橋。あまり揺れない。
木立を抜けてぐるっと一周、駐車場に帰る。
滝の上公園からバイクで10分弱、道の駅「夕張メロード」へ。
ここにはメロンソフト食いにきた。
メロンの赤肉ソフトはメロンメロンしててうまい。
ここにはなかったけど今度どっかで青肉のソフトも食べてみよう。
そういやファーム富田にあったな。
今日のソフトにありつけたので出発。
夕張メロードからR274を東へ、日勝峠へ走る。
走るにつれ、空に雲が増えてきた。
あれ、なんか峠の空が怪しいな。降るのか?
晴天の空が曇天に変わり、なんだか今にも降りそうな天気だなぁと思ってたら峠の山頂付近に差し掛かった時、ついに降り出した。
カッパ着るまでもない雨だったがだんだん強くなる。
北海道に来る時のジャケットはカッパ兼用なので(荷物を減らすためにも)そのまま走り続ける。
ズボンは濡れても走ってりゃ乾くからいいかとそのまま峠を抜け、十勝清水町の街中まで走った。
街についてしばらくすると、さっきまで雨だった空が一気に青空に変わる。
雨雲レーダー見てみるとちょうど局地的に発生した雨雲に遭ってしまったみたい。
結構強い雨で、所々水溜りができてた。
私のズボンの前面も色が変わるくらい濡れたが天気いいから直ぐ乾くだろう。
休憩兼ねた給油を済ませ、そこからしばらく走り「清水円山展望台」へ向かう。
景色が素晴らしいらしい。
展望台への道は看板も出ていたので迷うことなく走れたが、展望台がある丘へと続く道が砂利だった。
道幅は車一台分ほど。最初の方は比較的硬めの地面だったが登りの坂道になってくると砂利がゆるい。
やばい、コケるかも。
やっぱ行くのやめときゃよかった、と泣き言考えた。
荷物フルに積んでるとバイクが重く感じ、走りながら無駄に全身に力が入る。
慎重に走ってるためか、やたら距離が長く感じた。
でもキャンプツー行くと所々でこういう修行みたいなのがあるから成長?できるんだと思う。
オンだったら空荷で走りたい所だがオフ車なら余裕な道かと。
12時前
「清水円山展望台」到着。
本日展望台には誰もおらず。
広い芝生はなんのためだろう。
奥に展望台。
十勝平野が広がる。確かにいい景色だ。
後方の山。地図で調べると日高山脈、と書いてあった。
ツー前に買った自撮りマシーン(100均)を活用してみる。
誰も来ないと思ってたら砂利道を登ってくる車の走行音が聞こえた。
登りで車とすれ違わなくてよかった。
さて、腹が減っている。
砂利が怖いのは腹が減ってるせいで力が出ないというのもありそうだ。
これから向かう先の帯広といえば豚丼。
美味しいと評判の店を見つけてたのでそこへ向かおう。
バイクに戻ると登ってきた車が到着したので入れ違いになる形で展望台を後にした。
展望台から40分弱走り帯広市内へ。
目的の豚丼屋には迷わずついたものの、20人まではいかないが行列ができてた。
バイクで走ってても暑い気温の中、豚丼で並ぶ気になれず別の豚丼を探した。
適当に調べたらすぐ近くにも豚丼があるので向かってみると、道の駅みたいなでかい駐車場に入れとグーグルナビが言う。
イベントホール的な施設か?
その中にあるいくつか並ぶお店の1つだった。
店内では食べれないというのでテイクアウトで外のベンチで豚丼いただきます。
思ってたより豚がたくさん入ってて結構満足。
食べてる横で大勢の人たちが奥の施設に吸い込まれている。
本日入場無料と言っているがここは一体なんだろう?
気になるので私も行ってみた。
ら、帯広競馬場だった。
一回行ってみたいなとは思ってたが意図せず今日来てしまった。
イベントレース?があるらしい。
ばんえい馬が近くで見れたが、私の知ってる馬よりも足が短い。
そして実際に見てみるとびっくりするくらい体がとにかくデカかった。
餌やりやってる女の子が馬に喰われそうだ。
レースも見れたらよかったが約1時間後の開始だったので次に向かうことにした。
帯広競馬場から約20分ちょい。
「音更神社」に到着。
バイクの荷物が歪んでいるのを写真撮って気がついた。危ない。
社殿までの道がなんとなく雰囲気ある。
結構立派な感じの神社だが誰もいない。
旅の無事故無違反をお参りしてみた。
神社を後にして約30分バイクを走らせる。
「駒場 白樺並木」に到着。
滋賀のメタセコイア並木の、白樺&砂利道バージョンみたいな所だった。
また砂利かよ!と心の中で悪態ついたが、これも修行か。
砂利は石が大きめで走りにくいのであんまり奥まで走らない方がよさそう。
と言うかこの道どこまで続いてるんだろうか、先が見えない。
走るならオンなら空荷の方が楽かと…。オフ車なら余裕かと。
撮影スポットには間違いない。かも。
来た時は車一台しかいなかったのに帰る時には車が4〜5台、写真待ちしてた。
タイミング良かったな。
砂利道でUターンして並木から脱出。
なんだかソフトな気分になったので来た道を少し戻り、道の駅「おとふけ」へ。
牛乳味の濃い四葉ソフトいただきます。本日2個目。
駅内に変なヤツが鎮座してた。座ってもいいらしい。
そろそろライハに向かおう。
道の駅から30分ちょい。
池田町にあるライハ(現在休業中)に到着。この日は2人いた。
4年前に出会った人たちとこうして毎年会うことになるとは当時は思わなかった。
この日は私が持ってきた富山の酒蔵が作ってるうまいウイスキーで酒盛りを。
3人いたら1瓶なんて直ぐ空になった。
■8月13日 走行距離 414km