80年代、平面スピーカーが登場したようですが、すぐに消えたようです。

 

平面スピーカーFALはオリジナルではなく、景山式が元です。

景山式ユニットをネオジウムなどで改良したのがFALのユニットなのです。

景山式ユニットは「調所電器」が今でも販売しているようです。

 

景山式ベースのFALユニットはしばらくは調所電器で製造されていたようですが、

権利関係か? 途中で仲違いしたようです。

 

その為、FALの古山社長は独自にユニットを製作してくれる企業を見つけ、

販売していたようです。

 

そして最近知りました、

平面スピーカーを製造していた「FAL」は2022年10月に操業停止していたのです!

 

メーカーHP、amebaブログではありませんが下記ブログで知りました!

 

要は箱、スピーカーユニットを作る業者がコロナの影響で廃業したり、

内部配線材がかなりの値上を受け、採算が取れなくなり操業停止となったようです。

まあ大手メーカーではなく、ガレージメーカーですから、、こうなるのでしょうか。

 

以前、秋葉原のお店にも行ったことがありますが、

古山社長は元気なおじいさんでしたねー。

Supreme S C60 ユーザーとしてもいささかショックですねー。

 

私が使っている Supreme S C60 は十数年前に購入したモデルで、

割と旧作のようです。

 

このスピーカー、

メーカーが告知無しでマイナーチェンジをすることが多かったようです。

2012年に製作していた日本の職人がお亡くなりになって、

別の職人さんが作るようになったり、

中国製(B&Wの箱を製造している)になったり、

また国産に戻ったり、、

ボイスコイルを巻く職人さんが亡くなったら、ユニットを強化したりと、

いろいろ編纂があるようです。

 

Supreme S C60 は能率が94db 1m 2.83V という高能率でありながら、

大きくない、軽めの重量(14kg)が良いと思います。

今時のトールボーイ型スピーカーと同じくらいのサイズなのです。

能率の高いものですとアルテックなどとても大きなサイズ、

かなりの重量になるので扱いに困りますかね。

 

あとSupreme S C60で音楽を再生中に部屋を出ますと、

演奏者がそこに演奏しているように一番聞こえるスピーカーですね。

位相精度の高さも合わせてとても感心しています。

 

でも欠点は値段の割に質実剛健な外観ですかね、、一応天然木突板仕様ですが。

あと、振動板の固有音があるように感じます、

紙か発泡スチロールあたりの音がするようにも、、

 

固有音の無さではボロン(三菱ダイヤトーン)は感心しました。

B&Wのダイヤモンドは性能がいいのからか、気のせいか、

固有音のような音を感じました。

 

2023年3月にこのFALについて書きました、よろしければどうぞ。

 

ご覧いただきありがとうございます。