オーディオを趣味にして波もありますが、10数年です。
平面フルレンジスピーカー(トールボーイ) FAL Supreme S C60F
を気がつけば10年以上使っております。
今は真空管のシングルアンプを楽しむのに欠かせないスピーカーになりました
(たまたま)。
そんな平面スピーカーの長所、短所をまとめてみたいと思います。
長所
・サイズの割に能率が高い 94dB/2.83V/1m
能率が高い為、シングルの真空管アンプでも十分楽しめる
・平面振動板の為、位相精度が良い
・振動板の面積が小さい為、小音量でも音が痩せにくい
・コンパクト振動板とは思えない、コーンスピーカーでは30センチくらいの低音の量感が出せる
・音の放射角が120度と広くフルレンジのため、音の定位感がいい、
テキトウなポン置きでも性能をわりと発揮してくれる
テレビやビデオなどの音声もセンタースピーカー無しで楽しめ、
サブウーファーを加えた2.1チャンネル再生でも十分サラウンド再生が体験できる
短所
・振動板を強力に前後に動かして鳴るダイナミックコーン型スピーカーと比べ、
音に迫力感が出にくい
・振動板のすぐ真後ろにマグネットがある構造上、大音量以上になると大きく振動板が前後に動くため、そのマグネットに振動板がバチバチとあたってしまう、
よって大音量以上の再生には向かない
・質実剛健なデザインの割には割高な価格
そういった感想です。
詳しくは下記メーカーHPをご覧になってください。
この平面フルレンジスピーカーと2A3シングルアンプを組み合わせて静かな時間帯に聞く、
ピアノソナタはたまらなく繊細かつ濃密です、和音の粒立ちが良く聞こえます。
ご覧いただきありがとうございます。