今回(5月)のメンテナンスで
・整流回路の大型電解コンデンサ
・信号が通るフィルムコンデンサ
・バイアス調整に必要な各種可変抵抗器と一部抵抗
を変えました。
しかしこのアンプ、整流関係が460~480Vの高い電圧が掛かるので、
テスターでの測定時はドキドキ! しました。
一応 40年前のアンプです。
しかし音の方は、
別のアンプではないのかと思うくらい変わりました。
以前の音は味のある当時のラックスの音という感じ(ややこってりな味付け)で、
長時間聞くにはくどさがあったように感じております。
良く言えば、 円やかながらも、サッパリ、クリア、爽やかな方向になりました。
その分低音の押し出し感は少なくなったように感じます。
悪く言うと、特徴、個性があまり無い音、、
良くも悪くも日本的な音でしょうか。
好みとしては今の方ですかね。
バイアス調整の恩恵もあるのか??
音のフォーカス感は以前よりも良くなり、繊細さが増したように聞こえます、
UL接続もまだまだ可能性があるようにも思いました。
売れたOY-15(出力トランス)はこういう音も出るのか?
とビックリしております。
整流部は「ダイオード」ですので、トランジスタアンプ寄りと言うか、
現代的な出音に感じます、あんまり真空管アンプ臭さが少ない。
OY-15ですが、巻き線が細くてよく切れるという話を聞きます、
その分周波数特性が良かったり、繊細な音を出す とか。
普通に使っていれば切れない とも聞きますが、
当たり外れが あるとも聞きます。
売れたトランスなので今でも巻き直してくれるところがあるようです!
もし切れたら、巻き直してもらうことにします。
ただその場合、少し銅線が太くなるらしいです。
下記に修理ブログを書きました。
よろしければご覧ください。
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