チャイナソケットは不安定なので 2A3PP の残留ノイズを測定したら、

左側が1.3~1.5mV(以前は右と同じくらい) 右は0.5mVと左が高かったので、

 

矢印の左右の真空管を入れ替えましたが、変わらず。

ソケットの熱による酸化被膜? と考え数回真空管の差し込みを行いましたが、

変わらず。

 

 

入れ替えを元に戻し、今度は矢印の4本・左右で入れ替えをしましたが変わらず。

 

 

困り果て、矢印の真空管を指で押さえたり、動かしたりすると~0.6mVまで下がり、

指を離すと元のノイズ値になるのでチャイナソケットが怪しいと考えました。

ちなみに「ブーン」というハムノイズは皆無でしたね。

スピーカーの能率に関係無くハムノイズは目立つのでそこは違うと思います。

 

先日アムトランスのカーボン抵抗も入手しましたので、

国産ソケットも新たに入手してソケット、抵抗の交換を行いました。

 

アムトランスはこういう風にわかりやすく梱包してくれます。

 

上の白いのが国産ソケット(アムトランス)で1800円

下の黒いのがチャイナソケット 300~500円

 

ソケット一つだけでは不安なので国産ソケットは4つ買いました!

いいお値段ですね、、今の時代安価な国産ソケットも無いのですよ。

 

 

 

抵抗やコンデンサ、配線、ソケットの解体作業に入りました。

 

外された汎用カーボン抵抗(アムトランスより少し安価)

 

その他の部品は引き続き流用

 

 

組付け完了しました!

ソケットは4つ交換しました。

ブログですと一瞬ですが、、これも1日掛かりで難儀しました。

 

全体図です

 

一応テスターで電圧を確認、問題ありませんでした。

 

昼間の測定で、残留ノイズ値は左が0.8~1.0mV 右は0.5~0.8mV でした。

ん~~微妙。

 

矢印部の真空管を押さえると、数値は下がるのですよ(0.4~0.6mV)。

入れ替えても変わらず??

ソケットが理由の一つであったことは確かなのですが、

他にもあるような気がします。

 

真空管は安価なロシア エレクトロハーモニクスなのですが、

試しに松下電器(中古)に交換してみました(12AT7だけ)。

左は1.0mV 右は0.7~0.9mVと悪化してしまいました、、、

やはり真似した電器かしら、一応事前に無水アルコールで洗浄したのですが。

 

数値的には自己バイアス、

NFBを掛けた三極管PPアンプなので致し方無いと言えばそうなのでしょうが、、

いささか合点も行きません、、、もう少し研究してみます。

 

アムトランスのオーディオ向けの抵抗の変更しましたが、

音の違いは気持ち柔らかくなった? 程度でよくわかりません(交換直後)。

それくらい小さな世界の気がします。

 

 

ご覧いただきありがとうございます。