【掲載情報】日本経済新聞に確定拠出年金のコメント掲載されました | 40歳から始める~人生とお金のリュクスセオリー ♡東京・九段下

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このところご相談者からも頻繁に

「個人型確定拠出年金に入りたいんですけど…」

というお申し出を受け、

注目度が上がっている感ある確定拠出年金。

 

昨日の8月31日日経新聞朝刊の記事で

ほんの少しだけコメント掲載して頂いてます。

 

 

(コメントは記事の一番末尾にあります。

 全文は日経新聞ウエブ版でもご覧になれます)

 

 

普段、FP相談にのっていて気になるのが、

「確定拠出年金やっているのに、

せっかくの税制優遇分がどこかに行ってしまっている人の多さ」

 

確定拠出年金って、掛金の税制優遇は大きいけれど、

口座の中にその税金軽減分が貯まっていくわけじゃないのです。

 

年末調整や確定申告で、1年に支払う年税額から

”払うべき税金が減る”か、

もしくは”後で税金が戻ってくる”。

 

あるいは、会社勤めの方なら、

”毎月引かれる税金が少なくなって

手取りが多くなっている” という扱いの人もいます。

 

 

ゆえに・・・意識していないと、

「そういえば税金軽減されているんだった。手取りが多いと思った」

「なんだか思ったより税金が戻ってきた。おいしいものでも食べに行こうか♪」

 

と、すっかり税軽減分を忘れて使ってしまっていたり

せっかく浮いたお金が家計に紛れていつのまにか雲散霧消してしまったり。

 

結構そんな方が多いのです。

 

税軽減分を年利換算して「おトクなんですよね!」とおっしゃるわりには

「あれー、そのおトク分、どこに行きました~??」って

確認したくなる方も。

 

まあ、手残りが増えているからトクしているのは間違いないのですが、

手元で気がつかない間に消えてしまっていると

もったいないのですよね。

ただ使うお金がなんとなく増えただけになってしまうと。

 

 

”お金をふやす目的”で

しかも、”年利15%、20%”の運用のつもりでするなら

ちゃんと税軽減分をストックするか、

もしくはその分もさらに運用していかないと意味がない。

 

けれども、この確定拠出年金の

後で税金がおトクになって、しかも口座には残らないという特性から

(しかも他の控除と混じってさらによくわからなくなる人も)

意識してつかまえておかないと、どうしても流れて消えてしまっていきがち。

 

特に住民税は前年の税金に軽減分が反映されるだけなのでさらに要注意。

 

 

というわけで、確定拠出年金を利用するなら、

税軽減分をきっちり貯めていく工夫としくみづくりが大切

ご相談では、その人に合わせたしくみづくりを一緒にしていっています。

 

と、本当は記事の短いコメントには、こんな想いが詰まってます。

 

(追記:こちらからでも記事をお読みいただけます)

 

週末にお会いしたご相談の方は、

住宅ローン減税を受けているので

確定拠出年金の所得控除を使うと

おトクさが軽減したり。

 

確定拠出年金だけにフォーカスしていては、じつはフル活用は難しい。

ライフプランと資産全体から見る視点が絶対に欠かせません。

 

これをもっと多くの人に伝えて、

確定拠出年金を最大限に楽しく使ってほしいなと

日々ご相談の中で願っている次第です。