家を買う女~シングルの場合 | 40歳から始める~人生とお金のリュクスセオリー ♡東京・九段下

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ちょっと前に北川景子さんの幸せニュースを見ていて思い出したこと。

 

北川さん主演の「家を売るオンナ」というドラマが大好きでした。

 

好きにもかかわらず、よく題名を「家を買うオンナ」と間違えて。

「違う違う、買うほうじゃなくて、売るほう!」と、その度ツッコミが入ってまして、つい、記事タイトルがこんなになってしまいました。

 

 

コロナ渦で、と思うかもしれませんが、

今年に入ってからも、住宅購入のご相談が多い感があります。

やはり、ステイホームの流れから、「住まい」への意識が強くなったこと、そして、先行きの不安から、「住むところに不安がないよう、自分の家を持っておきたい」と考える方が増えているようです。

 

中でも、シングル女性のマイホーム購入。

 

私個人としては、シングル女性が家を買うのは、「大賛成」。

 

でも、いろいろな要素を考えなくてはいけないのが

シングル女性の家購入です。

 

なぜか?

 

それは、「今シングルでも、先々結婚する可能性があるから」というのがひとつです。

 

そういうと、40代以上の方は、

「いや、もう結婚しないかも・・」とおっしゃるのですが。

 

私自身もそう思っていて(というよりも、それよりも強く、「1人がいい」と思ってました)、44歳で結婚していますし、

周りの友人達を見ても、最近も53歳や58歳で結婚しています。

 

ご相談者様でも、お会いしたのは40代や50代であっても、

「あれから結婚しました」

「結婚したのマネープランの見直しを」と

ご連絡頂く方は、かなりいらっしゃいます。

 

要は、「もう絶対何があっても結婚しない!」という決心が固い方以外は、「結婚するかもしれない」というこの可能性をはずしてマネープランを組むと、後で後悔するパターンとなりがちなのです。

 

 

 

シングルで「家を買いたい」とご相談にいらしてくださる方の

家を買う動機TOP3は以下のようなもの。

 

 

1.「老後も住むところさえあれば安心なので」

2.「家賃がもったいないと思って」

3.「やっぱり家という”資産”があれば安心ですよね」

 

”安心””不安の解消”がキーワード。

私のシングル時代が長かったので、お気持ち、よくわかります。

 

 

一方で、

「家、買ってしまって大丈夫??」

という不安もあるわけで。

(だからご相談にいらしてくださっているのですよね)

 

 

先の、「結婚するかもしれない」に対して

多くの人がおっしゃるのは、こんなことです。

 

 

『結婚したら人に貸せばいいですよね?』

 

⇒ 基本的には答えはYESです。

 

  ただし、マンションの立地(駅近等)や広さによります。

  借り手が見つかりやすい広さや間取りもポイント。

  だから、どこにどんな広さのマンションを買うかは

  結構大切です。

 

  借り手が見つからなければ、

  空き室の間、自前で住宅ローンを払うことになります。

  もちろん、結婚後もその余力があればOKです。

  

 

そして、多くの方が後から気づく盲点。

 

結婚した後、じゃあどこに住むかという話です。

 

2人で住むのに充分な広さのマンションを買っていたら

そこに住めばいい場合もあります。

 

でも、相手の通勤圏とは違ったり

一緒に住むのに、住宅ローンの分担は?

という問題も出てきます。

 

 

それに、昨今では、共働きで

2人の収入で家を買おうよというのはよくあるパターン。

(むしろ都心ではそうでないと買えないケースも)

 

しかし。

 

さあ、2人の新居を買おうと思っても

女性の方が住宅ローンの返済をしていると

新たに住宅ローンを借りるのが難しくなりがちなのです。

 

ローンを借りられる枠を

シングル時のマンション購入で

使い果たしてしまってケースは割合多いのです。

 

じゃあ、どうすればよかったのか。

 

なるべく頭金を多く入れてローン借入額をおさえておいて

借入枠に余力を残しておく。

 

あるいは、ローン借入額を多くしておき、

手元に現金を多く残しておいて、

2人で家を買うという場合に頭金を多く入れるか。

 

では、いずれにするか?は、現在の年齢やその人の状況、

住宅ローン減税をどう使うか(したがって年収にもよる)、

そして、どこでどんなふうに人生を過ごしたいかにもよります。

 

 

シングルの場合は、いつでもすぐに使える状態のお金、

つまり流動性のお金もしっかり持っておきたいので

どれくらい頭金に入れて、いくら持っておくか、

ここは大きなポイントになります。

 

 

ちょっと話がそれますが、

こういったご相談のときに思い出すのが

大学の男性同級生の言葉。

 

社会人5年目くらい、

大阪・梅田の横断歩道を渡っているときの何気ない雑談で、何を話していたかよく覚えてないのですが、鮮明に覚えているのがこの言葉。

 

「独身で家を買ってる女は結婚の対象外」

 

聞いたとたん飛びすさりそうに驚きながら

 

「な、なんで・・・?」

 

と絞り出すように聞いてみると、

 

「だって、結婚したら2人で家を買いたいやん?

 そのお金、独身で家を買うんじゃなく

 結婚するまで現金で持っておいてほしいわ」

 

「あ、そういうこと」

 

独身で家を買う女なんて・・・

という偏見からの発言じゃなくてほっとしたものですが、

今でも時々、思い出してしまいます。

まあ、これはバブル世代の発言ですから。

 

今は若い男性から、

「家をすでに持っている女性はポイント高い」的発言も

耳にすることもありますし、

ともかく男性の発言で購入計画を左右する必要は全くありません。

 

話がかなりそれてしまいました。

 

 

じゃあ、結局、シングル女性が家を買うのは?という話ですが、これはご本人の状況によってケースバイケース。

 

実際のご相談の現場では、さまざまな要素やご希望、考えていらっしゃることなどを丁寧にヒアリング、さまざまシミュレーションしてプランをつくりあげていきます。

 

「シングルかもしれない。

 でも結婚する可能性もちゃんと織り込んでおく」こと。

 

いろいろな可能性を織り込み済みにした

変化に対応可能なプランにつくりあげておくこと。

 

そして、本当はどうしたいと思っているのか。

単なる不安から家を買おうとしているのだけなのか。

 

また、それでいて、

1人でその家に住むとしたら、いつまでその家に住むのか?

老後まで快適に住める家なのか?

近くに病院や買い物に便利なスーパーはあるか?

車がなくても日々の生活は快適か?

 

さらに、自分の老後、平均寿命のときに

家の築年数は何年になっているか?ということも大切です。

 

 

こういったところを押さえているかどうかで

シングル女性の家購入は、

あとあと大きな差が出てきます。

 

もし、家を買った方がいいのか迷っていらっしゃるなら

こうしたポイントをぜひおさえてみてください。

 

いっときの不安に左右されず、

自分の心の声に耳を傾けて、

本当はどんなところに住んでどうしていたいのか?を

考えることが、結局は後悔しない家の購入につながります。

 

せっかく家という一生に何度もない大きな買い物をするなら、

買ってよかった!と快適な家で過ごしながら、

しみじみ感じられるような購入であってほしいと願っています。

 

 

 

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