マイケルの一番気になるショートフィルムは、このブログによく出てくる
「Childhood（幼少時代）」という曲。
ここに出てくるマイケルが気になってしょうがない。
Childhood 僕の幼少期を忘れ物センターで探してるの歌詞が切なすぎる。
ビリー・ジーンや
ヒール・ザ・ワールドなど
若者からすべての人類に
警告や警鐘をならし、
自分を変えていかなくちゃと
ふだんなら
強く訴えるマイケルなのに、
この曲だけは、
「幼稚なことが好きな僕を
誰もわかってくれない」
「僕を批判する前に、
僕を愛してみてよ」
と訴えてます。
あんなに強気だったマイケルが、
僕のことをわかってほしいと、
この曲で、
とつぜん、真っ白い顔で
切ない顔をして、懇願するんです。
自分のことをわかってほしい。
でも誰もわかってくれない。
人は疲れたときこう思うことが多い。
でも自分のことを
正確にわかってくれる人は、
この世の中にどれだけいるのかなあ？
どれだけ、せつなくて、
つらい気持ちを抱えても
真にわかってくれる人は、
たぶんあまりいない。
親ですら例外ではない。
恋人でも完全には理解できないだろうな。
マズローの5段階の欲求ってのがあって、
生命安心の欲求が実現した後、
「承認欲求」が絶望的なくらい
欲しくなる時期がある。
人に褒められたい、人に認めてほしい。
人に嫌われたくない…
いろんな承認欲求が生まれます。
でもこの承認欲求ってのはやっかいなやつ。
求めればもとめるほど
麻薬のように欲しくなる。
マイケルもこの頃までに、
自分なりに必死に仕事をしてきた。
黒人として生まれ、
いわれなき差別の中、
実力と血のにじむ努力をして
培ってきた功績を
くだらない事件で台無しにされた。
マイケルが一番大切にしてきた
子供時代を踏みにじるような、
メディア。
子供のために、デンジャラスツアーの収益で多額の寄付をしてきたことは、そんなに大きく取り上げなかった。
なのに、ゴシップは、そんなマイケルを承認してくれなかった。
辛いとき、認めてほしいと
この曲で
必死に訴えたのに、
このショートフィルムのことを
ディズニーかぶれ
とかいうやつもいたらしい。
本当にメディアの言葉の暴力には
ほとほと、あきれてしまう。
でも、自分も初めて、
このショートフィルムを見たとき、
マイケルがとても痛いとおもった。
マイケルがみっともないとか、
全然、そういう意味ではなく
人にわかってほしいと言うこと自体が
もはや、まちがってるよ、マイケル。
人は、
他人の痛みなんか、
わかるはずが無い。
だって、自分じゃないから。
そこに期待しても、
無意味なのだ。
承認欲求は、自分で自分を認めること。
人に認められることじゃないと思う。
だから、
なんか、疲れて、気持ちが落ちたとき、
人に、期待するのではなく
自分は、結構今日がんばった。
えらい。よくやった。
また頑張れるかな？
がんばれるよ。
と自分をみとめてあげてほしい。
私事ですが、
自分の仕事では、
相談業務のなかで、
ご高齢者様が、
自分のこだわりや経験を認めてほしいと
思いながらも、
本音を話さない
ご利用者様がおおい。
なるべく、小さなことでもいいから
その方のやっていることが
すごいよね、と、
お声掛けをすることを大切にしています。
いや、大したことは、言ってません。
コロナでも、毎日外に出て、
日に当たってるとか、
スクワット毎日10回はやってるとか、
デイサービスは、絶対参加してるとか、
その方の小さいけど毎日続けてる努力を
ねぎらうような小さな承認（？）する
声かけをするようにしてます。
電話にでたときは、
元気がないとぼやいていた方も
この声掛けをすると、
声に元気が出てくる。
小さなことをたくさん
すごいねっていうだけで、
その人が、ほっこりするなら、
いくらでもいっていいですよね。
あなたと話よかった!
といってもらえたら
なおさらうれしいですが。
本当は自分もほめてほしいけどね
マイケルは、こんな切ない曲を
作らなくても、
たくさんたくさん
あなたは、
すごい！すてき！
尊敬する！大好き！って
言いたかったな。
今みたいに、SNSがもっと盛んで、
直接メッセージが届きやすかったら、
マイケルは、悩まずに済んだのかな？
なんて、Childhoodを見るたびに
考えてしまうのでした。
だから、３ヶ月で再生回数
120回になっちゃうんだろうなあ
だってこんなマイケル
ほっとけないじゃん。
マイケルは、最高の人なんだよ。
みんながみとめてるんだから。
本日の似顔絵
余談ですけど…
最近やった性格診断。
エゴグラム診断やったら、
なんと
といわれた。
共感しすぎると、
メンヘラになる危険率やばいらしい💦
どうりで、コロナで
気持ちがやられてるはずだ。
このブログで思いを
吐き出してるから
毎日なんとかやっていけてるのかな？
こんなつたない文章とイラストに
見ず知らずのフォロワーさんが
50超えたなんて、
奇跡だ。
神様（誰？）
皆様！
そしてマイケル！
ありがとうございます!
これからも、付き合ってやってください。