冷静でいられる人は、強いんじゃなく経験してきた人 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続26年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

私は、アメリカのERには
何度か行ったことがある。
 


でもそれは、
誰かの付き添いとしてで、



自分が患者として行くのは、
今回が初めてだった。



だけど不思議と、
緊張や不安はほとんどなかった。
 


なんでだろう。
 


多分、
今まで色んな経験をして、



たとえどんなことが起きても

人生なんとかなる。



そんなふうに、
どこかで思えているから
なのかもしれない。



受付の人も、病院スタッフも、
本当に、本当に優しかった。



ただ、私の前に、
かなり緊急性の高い患者さんが

運ばれてきていたらしく、
 


ドクターも
そちらの対応で、
かなり忙しそうだった。



その影響で、
私の診断結果も少し遅れた。



最初ドクターは、
胆のう(Gallbladder)かな
と思っていたみたいで、



CTスキャンを撮った結果、
盲腸だと分かった。
 


そしてドクターに、
「最後に何か食べたのはいつ?」
と聞かれた。
 


私は、その日はもちろん、
前日からほぼ何も飲み食いせず、
寝ていたことを伝えた。



するとドクターが、
Oh, you’re so lucky.
って、2回も繰り返した。
 


多分ここで、
私が何か食べたり
飲んだりしていたら、
 


もっと大変なことに
なっていたんだと思う。



そしてそこで、
「別の病院へ搬送して、
そこで手術になります」
と告げられた。
 


この時、もう夜中だったので、
私はトーマスに、
 


「ここからはママ一人で大丈夫だから、
家帰って寝なさい」と言った。
 


でも彼は、「僕も絶対行く」
と言って、聞かなかった。



そして、トーマスが言った。

「ママだったら、同じことするよね。
僕のそばにずっといてくれるよね
だから僕も、同じようにする。」



そう言いながら、
 


“I’ll be there〜♪”
 


って、ジャクソンファイブの時の
マイケル・ジャクソンの
真似までしていた。
 


こういう、
ちょっとしたギャグを
自然に入れてくるところ、
 


本当に
トーマスらしい。
 


人の心を、
ふっと穏やかにしてくれる。



そんな中でも、
着々と支払いの手続きは進み(苦笑)



ナースたちも、
トーマスに
本当に優しくしてくれて、
 


キャンディーを、
両手いっぱいに渡していた。



…ていうか、
アメリカって、
なんでいつも
キャンディーなんだろうね(笑)

 

つづく

 

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