今の時代、
お墓やお葬式まで
きちんと準備する人は
少なくなってきたと
思うんですよね。
でも、うちの父と母は、
全部、自分たちで
準備してくれています。
子どもたちに
迷惑をかけたくない、
そういう思いから。
特に、長女の私が
海外に住んでいることも
大きかったと思います。
ばーこが亡くなったあと、
お墓を新しくして、
亡くなったら
そこに入ることも決めて。
ばーことは
同じお墓に入りたくない母のために、
父と母が入るちいさい墓石を買ったのが
20年くらい前かな。
お葬式も、
近くの葬儀屋さんで
すでに支払いまで
終えているそうです。
今回、その見直しがあって、
万が一の時の
連絡先を聞かれたみたいで。
そのとき、
母はアメリカに住む私ではなく
日本に住む妹の電話番号を
選んだそうです。
少し前にも
ブログに書いたことがあるけれど、
妹と両親は2019年から
ずっと絶縁状態です。
きっかけは、
本当に些細なこと。
正直、私から見ると
「そんなことで?」
と思うようなことでした。
父と母の言ったことは
正論だったけれど、
彼女はその正論を
聞きたくなかったんだろうな、
そう思います。
詳しいことは
ここには書きません。
狭い世の中だから。
それ以来、
ほぼ完全な絶縁状態。
母が連絡しても
返事は来ないし、
母の日も父の日も
誕生日も、何一つありません。
正直、
私は妹に対して腹が立ってる。
でも、父と母は
私と妹が不仲になることを
望んでいない。
だから私は、感情を抑えて、
年に一度日本に帰るときは
妹とも会うようにしています。
そして、妹との時間は
やっぱり私の心を
あったかくしてくれる。
昔を思い出す。
たった一人の私の妹。
結婚を反対されたときも
私がアメリカに来た時も、
いつも私の味方をしてくれた妹。
話を戻すと、母が妹に
「あなたを緊急連絡先にさせてもらいました」
とメールしたら、
さすがに返事は来たそうです。
私の番号を
使ってもいいけれど、
仕事中は
葬儀屋から電話来ても出られないから、と。
以前の私だったら、
こういう出来事で
強い罪悪感に
襲われていたと思います。
正直言うと今でも、心は痛む。
でも、それでも私は、
アメリカに住むという
選択をしたかった。
昔は、両親のために
絶対に幸せでいなきゃ、
いつも笑っていなきゃ、
そんな義務感を
背負っていました。
でも最近は、
自分のために、
自分の人生を生きていいと、
少しずつ思えるようになりました。
今回も、以前ほど
苦しくならなかった。
改めて思う。
私はアメリカに来たことを
後悔していない。
そして、これからも
何があっても、この選択を
大切にしていく。
それでもやっぱり、
この文章を書きながら、
涙が出るのは
なぜなんだろう。
