ちょっとブログに書くのは躊躇したんですが、思い切って書くことにしました。
このブログでは、いつも楽しい話をしたいと思いますが、私がこのブログを書く理由の一つは、アメリカ(外国)に住む日本人として、いろんなことをシェアーしたいと思うからです。
それは時に、私が抱える不安だったり、寂しさだったりとか。
それが理由で、またランキングに参加したり、コメント欄開ることによって交流の場を広げたいと思いました。
来週、父が手術を受けます。
2か月くらい前から予定したものでしたが、今のところ、深刻な手術ではないと言うことで、私は日本に一時帰国はしません。
でもね~、やっぱり思うところはいろいろありますよ。
これが日本だったら、いつでも飛んで帰れる。
でも、海外に住んでいると、そんな簡単には帰れない。
ましてや私のようにフルタイムで働いている人間は。
そして今はコロナがあるので、病院にもそう簡単に行けないし、ましてやアメリカから飛行機で来ました、なんて女はきっと門前払いです(笑)
母曰く、術前2週間(だっけな?)は、本人も家族も、県外に行ってはいけない、みたいなことを言われたそうです。
そして、実はこれにはもうちょっと複雑な事情が絡んでいて、それは私の妹なんですが。。。
3年前、ちょっとしたことがきっかけで、妹は両親(とくに母)と3年間ずっと口を利いていません。
母がメールしても返信することはないし、母の日も父の日も、誕生日も、両親にメール一本しない彼女。
そんな彼女に対して、私は心のどこかで、ずっと嫌悪感を抱いていました。
でも、母曰く、これは両親と妹の問題だから、アナタたち2人しかいない兄弟なんだから、どうか仲良くしてほしい、と言うことで、私も妹と普通に接してきました。
多分、私が妹に何か言ったら、彼女は私とも交流することを避けた事でしょう。
私が普通に接するので、妹も私には普通に接してくれています。
両親の話はタブーと言うか、一切しません。
今回、父の手術が決まった時、母が妹にメールで連絡したのですが、それに対して何の音さたもなし。
正直、こんな時くらい、普段のいざこざを忘れて、普通に接せないものかと、妹に対して怒りがこみ上げました。
父の手術、そして妹の実家との絶縁、私の心はほんと複雑な思いでした。
ところが先週、いろんな病院の手続きがあり、支払いの件で、家族以外の誰かを保証人(って言うのかな?)の欄に記入する必要があったらしく、本来なら長女の私がなるべきなのですが、日本に住んでいないと言うことで、妹に頼むことにしたらしいのです。
「もちろん私達で支払いするけど、書類上、どうしてもその欄に記入する必要があるので、名前だけ使わせてください」と。
母がその件を妹にメールしたようなんですが、実に3年ぶりに妹が母に返信をし、自分も今は働いているので、もし費用が必要な場合は言ってください、と言ってくれたらしいんです。
妹がメールを返信してくれただけでなく、そんな風に言ってくれたことが本当に嬉しくて涙が出た、と言っていた母。
多分妹も、かなり頑固な性格なので、また会話をする機会を失い続けていたって言うのもあったのかなと思います。
でもだったら、手術の連絡来た時にメール返信しろやと思いましたけど(やめなさい)
海外に住むのって本当に大変です。
若い時は、こんな事考えたこともなかった。
最近よく、将来を考えるようになりました。
あと5年したらトーマスは巣立っていく。
あと5年したら、両親も80代になり、サポートが必要になるかも知れない。
そしてあと5年したら私も50代になる(ってか、あと2年で50だけど。笑 年齢サバ読みか)
いろんな事を考えて、今将来に備えて自分の人生を変えていくことにしました。
いざ何かあった時のために、いつでも日本とアメリカを行き来できる環境を作っておきたい。
ま、それについては、私の心の準備が出来たらまたここで話したいと思います。
とりあえず今は、来週に控えた父の手術が上手くいくことをアメリカから祈ること。
そして、今の私に出来ることは、今の自分の生活を楽しむこと。
みんな、人は何かしら抱えて生きていますよね。
時々落ち込んだり、休んだりっていいと思います。
いや、必要です。
でも大切なのは、そんな中でも人生を楽しむこと。
だって、悩みのない人生なんてないのだから、そんな日が来るのを待っている間に人生終わっちゃうよって言うね(笑)