昨日の続きなんですけどね?
え?
そんなぴっぱるような内容のブログでしたっけ?って言うのは置いといて~(笑)
たま~に、「そういえばあの人どうしているかな~」といろんな人を思い出すことがあります。
虫の知らせでしょうかね?(やめなさい縁起でもない)
今回ふと思い出したのは、もうかれこれ26年くらい前に、日本のバイト先で一緒だったおばさん。
おばさんって言うけど、当時の彼女は50代前半、もしくは半ばだったと思うので、今の私とそんなに変わらないって言う(笑)
そのおばさんは、一度も結婚したことがなく、当時付き合っている人もいなかったようでしたが、彼女の口癖は「早くお嫁に行きたいわ~」でした。
見た目のイメージは阿佐ヶ谷姉妹の江里子さんのほうでお願いします(え?)
多分、冗談半分、本気半分で言っていたのだと思いますが、私たちの中では、「冗談」として一緒に笑っていました。
江里子さんは、高齢のお母さんと一緒に暮らしていて、母の年金と自分のバイト料で生活している、と言っていました。
何度かバイトの仲間と一緒に飲みに行ったこともありましたが、酔った勢いで、「高齢の母の事を考えると、そう簡単にお嫁に行けないわ」と少し泣いていました。
当時の私はまだ20代そこそこで、自分の人生しか考えていなかったけど、今ならなんとなく彼女の心の葛藤が理解できる気がします。
バイトの最終日。
なんでかわからないけど、江里子さんは私にポチ袋をくれました。
バイト仲間は10人くらいいたと思うのですが、なんで彼女は私にポチ袋をくれようと思ったのか。
「いやいや、いただけません(汗)」、と言う私に、「ほんと、全然少ないから取っておいて!アメリカに行っても体に気をつけてね」と。
中には2千円が入っていました。
お金と言うより、彼女の気持ちが嬉しかった。
もう2度と会う事もない私なのに。
彼女は元気にしているのだろうか。
あ、ほらね。
やっぱり私、タイムマシーンに乗れるなら過去に行きたいわ?
そして、もう一度彼女にお礼を言いたい。
あの時は本当にありがとうございましたって。