私の父は楽天家で自信家で、いつもニコニコしている人です。
父の口癖は、「大丈夫。」
人生に置いて全てが絶対で大丈夫な事ばかりではないのですが、それでも父がそういうと、必ず大丈夫で、安心できる存在です。
何を根拠にそう言うのかわかりませんが、大丈夫、大丈夫といつも言ってくれていた父。
そして、不思議なことに、いつも大丈夫なんですよね、何事も。
もちろん、思い通りに行かない時もあるんですが、それでも最終的には結果オーライって言う。
私がコロナワクチンを受けるのを躊躇していた時も、「副反応起きる人なんてごくわずかだから大丈夫、元気出して行ってこい♪」と言い、いろんなアレルギーを持った、昔から体が弱い母がワクチン打つ時も、「大丈夫、大丈夫」と言っていました。
ところが・・・
いざ自分がワクチンを打つとなると急に人が変わったように、大丈夫ではなくなったようです。
母からこんなメールが来ました。
こんな父、見たことない。
ってか、何?
ワクチンで死ぬかも知れないから、最後の晩餐に寿司と岩ガキ食いに行ったんか・・・
ちょっと笑える、と思う一方で、だんだん年取ると、いろいろ考えることがあるのかな~と思ったり。
やっぱり、若いころと違って、不安もあるだろうし、そういう時に、今まで父が私達を精神的に支えてくれたように、私もそうしてあげたいと思うけど、そうできる距離に住んでいない事にも心が痛みます。
~後日談~
2回目の接種も終わり、なんの副反応もなしで終わりました。
ほっ。