最期の晩餐はコレ | 雨の日も風の日も IN アメリカ

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在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

私の父は楽天家で自信家で、いつもニコニコしている人です。

 

父の口癖は、「大丈夫。」

 

人生に置いて全てが絶対で大丈夫な事ばかりではないのですが、それでも父がそういうと、必ず大丈夫で、安心できる存在です。

 

何を根拠にそう言うのかわかりませんが、大丈夫、大丈夫といつも言ってくれていた父。

 

そして、不思議なことに、いつも大丈夫なんですよね、何事も。

 

もちろん、思い通りに行かない時もあるんですが、それでも最終的には結果オーライって言う。

 

私がコロナワクチンを受けるのを躊躇していた時も、「副反応起きる人なんてごくわずかだから大丈夫、元気出して行ってこい♪」と言い、いろんなアレルギーを持った、昔から体が弱い母がワクチン打つ時も、「大丈夫、大丈夫」と言っていました。

 

ところが・・・

 

いざ自分がワクチンを打つとなると急に人が変わったように、大丈夫ではなくなったようです。

 

母からこんなメールが来ました。

 

 

 

こんな父、見たことない。

 

ってか、何?

 

ワクチンで死ぬかも知れないから、最後の晩餐に寿司と岩ガキ食いに行ったんか・・・

 

ちょっと笑える、と思う一方で、だんだん年取ると、いろいろ考えることがあるのかな~と思ったり。

 

やっぱり、若いころと違って、不安もあるだろうし、そういう時に、今まで父が私達を精神的に支えてくれたように、私もそうしてあげたいと思うけど、そうできる距離に住んでいない事にも心が痛みます。

 

~後日談~

 

2回目の接種も終わり、なんの副反応もなしで終わりました。

 

ほっ。