もう20年以上もアメリカに住んでいると、
日本のGWがうらやましいとかあまり思わなくなった私。
もちろん、10日間働かなくていいというのは嬉しい反面、
正直、10日間も休むとなるとその間私の代わりに仕事をやってくれる人がいるわけではないので、
現実は諸手をあげて喜べるわけでもなく。
毎年日本に2週間帰省しますが、それに向けて何か月も前から仕事の調整をし、
帰ってきてからも相当ピッチあげて仕事しないと2週間分の仕事は追いつきません。
なので、貧乏暇なし、時差ボケなんて言っている余裕などなく、気合で1日で治します。
私は雇われのぺーぺーの身ですが、それでも最近は経営者側の立場に立った意見を求められる事も多く、
日本の今年の10連休を聞いた時、そんなんでどうやって会社はビジネスを回すんだろう?と考えたりしていました。
GW中に日本の母と話したのですが、
近所の60代の女性がGW中に脳梗塞になり、救急車で病院に運ばれたとのこと。
ちなみに彼女、これが3回目の脳梗塞です。
それが4月30日だったらしいのですが、MRIをする人がGW中はお休みと言うことで、
レントゲンのみの診断で、とりあえず今のところ入院、と言う形らしいです。
本来なら、MRIをしない事にはきちんとした治療法をすることが出来なく、
連休中はとりあえずの応急措置ということで、血液をサラサラにする薬を使用しているらしいですが
その間にまた脳梗塞を起こす可能性があったり、
もしくは、弱った血管のところから大量出血をする可能性もある、と言われたそうです。
って、そんな悠長な事言ってる場合なの?
もちろん、東京などの都会ならもっと話も違うのかも知れませんが。
町医者ならまだしも、病院レベルでこんな事ってありえるのでしょうか・・・
母曰く、この10連休で心配だったことは、病院がお休みになるということ。
高齢化社会の今、申し訳ないけど病院関係者は10連休なんて言っている場合ではないのでは?
こんな事言ったら、働きづめの医療関係者からお叱り来そうですが(汗)
きちんと交代でローテーションを組めないのかな~と素人の私は思ってしまいます。
プレミアムフライデーとか、連休とか、普段働きすぎな日本人にはあるべきベネフィットなのかも知れないけど、
でも実際にお休み取れている人ってほんの一握りなんじゃないでしょうか。
企業で働いている人は長期間のお休みが可能なのかも知れないけど、
それ以外の人は、休日ほどかき入れ時で忙しいので休めるわけでもなく、
むしろあまりにも多い連休は仕事が増えて迷惑と思っているかも知れませんね。
やだ、言い過ぎたかしら?(爆)